レビュー294 カバヤ 復刻版ビッグワンガム ポラリス潜水艦(ジョージ・ワシントン)

プラモデル(実車)

2002年 カバヤより発売

当時価格200円

ランナー

説明書

ポラリス潜水艦

流線型が美しいシルエットの潜水艦。とても50年前に開発されたとは思えないほど機能的で無駄のない造形

コナンの映画が大ヒットしてるんで便乗しますが一昨年の「黒鉄の魚影」に登場した潜水艦は自衛隊のそうりゅう型がモデルらしいです(細かい差異はあるとのこと)

ちなみに原子力潜水艦は日本では領海に入ることが出来ません。何故なら非核三原則があるからです。ロシアといい◯国といい隣国付近が最近物騒なんで防衛のため導入を検討してもいいと思うんですがエセミリオタのバー◯ード◯ゲがトップに居座ってるうちは無理くさいですね…w

スクリューは実際に手動で回転させることが出来ます

関係ないんですがチョコレート効果が凄く値上げしていてビックリしました…

解説

アメリカのジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボート社が1957年に発注を受け開発した原子力潜水艦。アメリカ合衆国ジョージ・ワシントンの名を冠している。初代動力は原子炉を搭載しており核ミサイルの発射を前提とした設計で潜水中でも発射が可能である。1960年代には活躍したが1970年代になると新型の潜水艦が登場し1985年に退役。後継艦に主力の座を譲ることになった。かつての旧ドイツ軍の技術が使われている

潜水艦の歴史というのは意外に長く、構想自体は17世紀あたりからあったようでその時は人力による推進が想定されていたらしく蒸気機関すら発明されていない時代ですので実現はしませんでしたが、18世紀付近には1人用のタートル型と呼ばれるタイプが試作的に実戦投入されたようです。19世紀ではアメリカの南北戦争(日本では江戸時代末期頃)にも姿が見られ実際に蒸気帆船を撃沈させましたが自沈するなど兵器としてはまだ不完全なものでしたが、第一次世界大戦を機に大きく発展し第二次世界大戦の頃にはこれまで戦場の主役であった戦艦に変わって活躍するようになり原子力潜水艦の登場により当初は1〜3日程度だった潜水時間もほぼ無制限になるなど近年のものに近い形状へと進化しました。最近でもロシアによるウクライナ侵攻などでも重要な役割を果たし、太平洋進出を目論む中華人民共和国も多数の原子力潜水艦を保有するなど軍事的にもかなり重要なファクターになっています。

魚雷発射ギミック

内部に輪ゴムを組み込むことでその弾力で魚雷を発射可能になります

ゴムに魚雷を引っ掛け爪に固定させ外側のスイッチを押すことで最大八発の魚雷が発射されるのですが、機構が単純なため引っかかることが多く不発も多いです

【動画】

【総評】

少ないパーツ数ながら相変わらず精巧な造形と魚雷発射ギミックが内蔵されカバヤの技術力を堪能できるモデルでした

コメント

タイトルとURLをコピーしました