1991年 トミー(現タカラトミー)より発売
当時価格6000円 日本製

パッケージ

ライジンオーは復刻版も所有しているんですが大迫力のイラストが平成初期の空気を感じさせます

パッケージは実際のトイの写真を使用したリバーシブル仕様。こういったケースは珍しいですね

ライジンオーは強化合体が文字通り高下駄履いてるようにしか見えずバクリュウオーは所有していないんですが、ほぼ余剰パーツ無しでこのフォルムはカッコいいですね


是非ともタカラトミーさんにはトイライズで出して欲しいところですがいつになることやら…

剣王

日向仁が乗り込む人型メカ。頭部はマスクタイプで小ロボがマスクオフの勇者シリーズとは正反対ですね。仁の人は勇者だと星児、戦隊だとブンドリオでそれぞれ主役クラスを担当してるのが凄いところ

メッキの面積が多く豪奢な印象。脚部はダイキャストパーツを使用し超合金要素もあり、エルドランで合金しようしてるのはここだけか?


フォルムも劇中のスマートさと比較するとやや安定感のあるズッシリ体型なんですが、合体ロボらしいメリハリのあるスタイル

背面のメッキパーツに武器のケンオーブレードを収納可能なのですがそちらは欠品…

頭部。やはり復刻版と比べてメッキが良いアクセントになっています




可動は腕部のみ

小ロボといってもコアクラスの倍くらいの大きさ
獣王

ある意味、番組の主人公でもある星山吼児に与えられたライオン型ロボット。ちゃんと四肢がガッチリした動物型のフォルムはさすがゾイドのトミーといったところ!

力強い四肢は無敵合体版の特徴です。ここからちゃんと差し替え無しで収納可能なのがトミー版のいいところ。MODEROID版だと獣形態の脚部を組み込む形式でした

尻尾は合体時に余剰になります。個人的には以前紹介したシムズ版の折り畳んで持ち手になるギミックが秀逸と感じました

横顔をみるとエナジーライガーを彷彿とさせるシルエット

顎が開閉します。ライオンメカにはおなじみのギミック

流石に劇中のように跨がらせることは出来ません
鳳王

月城飛鳥に与えられた鳥型メカ。やはりゾイドのトミーだけあり抜群のフォルム

尻尾はライジンソードを差し込む形式。このように余剰を減らす努力をしているのは好感度高いです

中の人は同時期のファイバードにも出演していました。今は何をしていらっしゃるのかなぁ?


残念ながら目や額のクリスタルはシール処理、嘴の開閉もありません

羽は閉じることも出来ます
ライジンオー無敵合体!

当時の松本氏による合体時の掛け声が少し慣れていない感じなのがいいです
ライジンオー

ホワイトをベースにトリコロールカラーで彩られたデザインは兜の形状も相まってまるで日本人形のようです

ライジンオーと言えばスパロボBXでクソ強かった思い出が…あれも10年前とかマジか?3DSあれだけのために買ったなぁ(笑)



頭部。戦国時代の派手な兜を思わせる造形。ダイターンやトライダーなど過去のサンライズロボの系譜を連想させるデザイン


やはり勇者シリーズと比べるとかなりアニメに近い造形に、こちらは意思がないロボットだから演出上仕方ないのか

やはり胸部エンブレムのメッキが綺麗です。クリスタルも深い緑色で復刻版とも違った色合い

コアクラスと比べても大きいです

可動は腕部、肘のみ

ライジングローも一応再現可能

ライジンソードとライジンシールドを装備

かなり奥にしまった未開封の復刻版レビューするのはいつになるやら…この記事が評判良ければ早いかも?

高く付きそうだけど状態の良い当時品が欲しいなぁ…


【総評】
当時のトミー社長・富山 幹太郎氏がお子さんにバンダイの社員になりたいと言われて奮起して誕生した逸話(?)のエルドランシリーズ一作目のロボ・ライジンオー。その王道的なデザインもさることながら安定して弄りやすいギミックは今見てもなお色褪せることはありません。同時期のファイバード、ジェットイカロスと比較しても劣ることはない存在感は素晴らしく是非ともタカラトミーさんにはトイライズでリメイクして欲しいですね…

ブレイブ合金版のレビューはコチラ
