2023年 ハズブロより海外限定販売
ベトナム製
海外で限定復刻されたサンダークラッカーを紹介!
パッケージ
ジェット機モード
元ネタがダイアクロンのジェット機ロボの金型であることを考えるともう40年前に発売された商品になることになります。それにしてはかなりF-15イーグルに近いフォルムで当時のスタッフによる造型のこだわりが伺えますね
アニメカラーを意識したようなスカイブルー。綺麗な青色で見栄えが悪くないです
キャノピーが展開することができます。元ネタと同じようにリニューアル版になりますがダイアクロン隊員を乗せてみました
変形時にランディングギアを取り外し、手首パーツを取り付けます
ロボットモード
かなり味のある体系…ですが破綻しているわけでもなく全体的なシルエットを見ると最近のスタイリッシュなトランスフォーマーとは異なる魅力があると思います。胸部グレーの箇所はダイキャストパーツでほんのりした重さがノスタルジーを感じさせます
腰のウイングはアニメや近年の商品では設定通りに肩付近に移動するパターンがほとんどなのですが、この商品の金型はトランスフォーマーの初代アニメが放送される前の商品ですので当然似ていませんが、マントに見えて別のカッコよさが見えてきます
意外な事に頭部はけっこうアニメの作画に似ています。まぁ、元ネタから設定を起こしただろうから似ているのは当然かもしれませんが…
各所のカラーリングは塗装やタンポ印刷で施され、シールが必要な箇所はありません。これによって見栄えが向上するほか、遊びやすさも増しています
肩部のミサイルは2種類付属
銃形態のメガトロンが付属。こういったオマケは嬉しいですがTFコレクション版からの流用なのでしょうか?
アンクルストックを取り外して構えさせる事が出来ます
ミッシングリンクのコンボイに構えさせようとしましたが、経が違うので不可能。かわりにアンクルストックを持たせてみました
近年発売されたスタースクリーム型のシーカーと比較
おまけ
【総評】
ひさしぶりのスタースクリーム型としての再販で金型の具合が心配だったのですが主翼がゆるゆるな事以外は特に気になる点はありませんでした。もう半世紀近く前の商品でそれぞれの形態で余剰パーツが出る点は古臭さを感じますが触ってみるとなかなか楽しく近年の商品と比べてみるのも面白いのですが、日本では復刻がビッグコンボイ以降ほぼ下火になっているので国内導入は厳しいと思うのが残念です