2024年 グッドスマイルカンパニーより発売
価格29000円 中国製
「星児…王子を頼んだぞ…」
多数の形態を使い分ける異星の勇者
セブンチェンジャーは今から2年前…2022年のメカスマインパクトで開発決定が発表されまさに衝撃を呼んだ注目アイテムでした。ロボットモードのスタイルの完全にアニメのフォルムを再現し、他6つの形態も一部無理がある物がありましたが概ね再現され当時品以来32年もの歳月を超えた再商品化に大いに期待した方も居ると思います。その名の通り7つの姿を持ち、かなり遊びごたえのあるトイですので魅力を伝えれるよう紹介したいと思います
パッケージ
梱包はこんな感じ
ロボットモード
ホントに作中ソックリでビックリします。当時品も出来は悪くないんですが雲泥の差です
今は超大御所ですが当時はキャリアがまだ浅い時期の子安武人氏が声を演じていました。今再演するとちょっとネットリした感じになりそう。スパロボではビクティムの方に先を越されましたが…
コトブキヤがプラモデルを出すようですがそちらはいつ出るのでしょうか?
【解説】
作中で登場する勇者達の中で唯一地球出身ではない異星の勇者。パートナーのヤンチャーは王子の身分だったがオーボスによって母星を滅ぼされる際に復活を遂げ、彼とともに脱出。以降の詳しい経歴は不明だがヤンチャーを育てつつオーボス軍に傭兵として潜入。復讐の機会を伺いつつも、当初はダ・ガーンたちと敵対し彼等の力を試しながら後にオーボス軍から離脱して手を貸すようになった。戦闘は複数の形態を生かしながらスピードで敵を翻弄し、ロボットモードに変形してチェンジャーシュベルトやチェンジャーブレッツェンでトドメを刺すスタイルがメインで格闘戦が得意である。なお、封印されていた勇者の石は地球の勇者と変わらない形をしているがヤンチャーのダイレクターは星児の持つものとは異なるデザインである
頭部。収納の事を考えても良好な造形
メイン武器であるチェンジャーシュベルトの形状もしっかり再現
手首と共にスタンドに飾ることも可能
サイズは同シリーズのダ・ガーンXよりやや大きめ
やはり形状重視版の方が並べた時のフォルムに違和感ないですね…ダ・ガーンXのレビューもそのうちにw
ポージング
トレーラー形態
ロボット形態以外で最も作中で出番があった機体。主に地球上でのヤンチャーの移動用の脚や居住地も兼ねていました。アメリカならともかく日本でこんなド派手なトラックが走ってたら目立つだろうなぁ
コロ走行用の車輪がありかなり勢いよく走ってくれます
この形態がセブンチェンジャーにとって他の姿になる時のベースになります
先頭部の作り込みも半端ないです。タカラ版と異なりこの内部にセブンチェンジャーの頭部が内蔵されています
戦車形態
作中だと登場当初は割と出てきた形態。後半は足からキャノン撃ったり、チェンジャーブレンツェンを多用するようになった関係で出番は減りました
潜水艦形態
おそらく作中でもっとも出番が少なかった形態。オーボス潜伏時に宇宙で待機してブッチョやビオレッツェの愚痴を聞かされていた記憶がw
ダ・ガーンは地球が舞台で海での戦闘もあっただけに活躍して欲しい形態でしたがセブンチェンジャーが仲間入りした後はだいたいロボット形態で戦闘していたので影が薄くなったのかと
艦橋部分もしっかり造形されています
つま先からランディングギア状のパーツが伸びるので床においた際に機体の向きが水平に保たれています
ジェット機形態
コクピットのメタリックブルーがいいアクセントに
グリフォン形態
グリフォンというとタカラトミーの多段変形系ロボットの中でもこれくらいしかいないんじゃないかってくらい珍しいモチーフ選出ですね…
作中だと最終話付近でロボット除いて最後に変形した形態。レッドガイストに奇襲を仕掛けるものの逆に翼を切りつけられて墜落していました
頭部は割とアニメに近い形状ですが…
正面から見るとかなり薄っぺらです
しかし嘴を開くことが出来ます
足首は4脚ともボールジョイント接続です
脚部と翼が動くので若干ポーズを取らせることも可能
ジャガー形態
割とよく出てきた形態。グリフォンからジャガーへ変形して火炎放射というコンボをよく見た気が
しかしトランスフォーマーといい、タカトミはジャガー好きだなぁ…
頭部が可動
顎を開くと内部に火炎放射器のモールドがあります
【総評】
グッスマさん、よくぞやってくれました!といった感想です。これまで勇者シリーズといえば主役周りのグレート合体で止まるケースが多くサブまでは立体化されない場合がほとんどだったのでいい意味で驚かされました。変形も楽しく撮影もかなりノリノリで行うことが出来、それだけ完成度が高いということなのでしょう。もし今後変形するセブンチェンジャーが商品化するとしたらコチラがベースになるかもと言ってもいいほど完成された機構、造形だと思います!