レビュー239 1/100キット リアライズモデル RMZ‐02 ジェノザウラー

ゾイド

2025年 タカラトミーより発売

価格6600円

公式PV︰ナレーション・斎賀みつき氏(レイヴン役)

受け継がれたのは冷血の遺伝子

パッケージ

表。前傾姿勢でパルスレーザーを連射するジェノザウラーの姿が描かれています

側面

アニメの映像が引用されています

ランナー

ランナーの数はブレードライガーより多いです

ジェノザウラー

一部パーツは組み付けると取り外し出来ないため注意が必要ですが、色分けはほぼ再現されています

HMMに比べるとかなりアニメ版に近いシルエットになりましたが、トミー版のガッチリした造形も捨てがたい感じ

本レビューでは取り付けていませんが、一部キャップや尻尾の紫フレーム部分は一度組み付けると外せないため塗装派は注意

背面

正面

頭部。頭部シールド部分はトミー版では直線的なイメージがありましたが、本キットはややカーブを描いた感じ。塗装済みパーツにクリアパーツを組み付ける形で再現

横から見るとデスザウラーの系譜を感じさせるデザインなのがわかります

顎は開閉可能です

頭部ビームガンは一般機とレイヴン仕様を選択可能…ですがアニメだとCGモデル使い周しの関係で全てレイヴン仕様になっていました

荷電粒子砲の砲身は小、大2つを差し替える仕様。取り外しはヒンジ式になっているため少し面倒です

砲身(大)の砲は荷電粒子砲エフェクトを装着可能…ですが無色のクリアパーツの為シャボン玉に見えます

コクピットが展開。レイヴンか一般兵を選択して乗せることが出来ますが取り出すのが困難なので組み立てる際にどちらを乗せるのか決めるのがいいです

背部ロングレンジパルスレーザーライフルはプラ軸接続で角度を変更可能。しかし軸内部は肉抜きがあるため耐久性に不安が

銃口にエフェクトパーツを取付けることが出来ます。キットでは無色ですがアニメの描写だとオレンジでした

尻尾は各節が軸可動するためかなり自由に可動します

荷電粒子砲発射体勢時に冷却ユニットが展開するギミックも再現。アニメで印象的なためこれは嬉しい

脚部の爪はそれぞれ独立可動。しかし細いプラ軸接続のため耐久性に不安があります

ふくらはぎ部分のバーニアが可動

荷電粒子砲発射時のアンカーが展開します

荷電粒子砲発射体勢

各部のフィンを展開させ、まるで全身が砲身となったような形態に。バーサークフューラーや凱龍輝にも受け継がれたティラノサウルス系ゾイドの定番ギミックです

砲身を差し替えた状態。作中ではたびたび重要なシーンに出てきたので印象に残っている方も多いのではないでしょうか?

エフェクトパーツを装着。荷電粒子砲の色はアニメだと紫に青と白のグラデーションが入ったイメージでしたが見返すと発射前は白い球体みたいな描かれ方でした

アニメ、バトスト共に宿敵ブレードライガーと比較するとこんな感じ。やはりジェノザウラーは敵役のライバル機だけあって大きめのバランスになっています

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ポージング

程よく各部が可動しますが、パーツがすぐ取れるということもあまりないためHMM版と比較してもストレスなく遊べます

しかしながら首や腕部はボールジョイント接続のため最近のガンプラに慣れていると物足りなさを感じるかもしれません

ブレードライガーとの対決をイメージ

【総評】

待ちに待ったジェノザウラーのプラモデルということで楽しみながら組めましたが扱いやすい反面、スタンド非対応で首や腕部を少しハッタリの効いたポーズを取らせようとするとパーツがすぐ取れる事があるのでそこは少しストレスが溜まりました。しかしながら荷電粒子砲だけでなくパルスレーザーガンのエフェクトまで付属するのは遊びやアニメ再現の幅が広がるためなかなかの高評価です。間違いなく今後発売されるであろうジェノザウラーやサイコジェノザウラーやGF編に登場した赤フレームの機体にも期待したいですね

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