2004年 バンダイより発売
価格1650円


パッケージ




ランナー



内容は旧HGストライクガンダムのものに新規でIWSP用のランナーが2枚付属します

マーキングシールが付属
ストライクルージュ

ストライクガンダムは何回も記事を書きましたが、この型をレビューするのは初めてです。SEED放送当時に発売された元祖HGストライクガンダムのカラーバリエーションです

ところどころエッジがダルく、足もまるでスリッパを履いたように平べったいですが現行のHGCEやEGと比べたら設定画には近い造型かも

今見ると逆に色分けされてないアンテナは新鮮かも(笑)


ビームライフルとシールドが付属

形状どころか成型色も異なります。ストライクルージュは当初フレイ・アルスターが搭乗する案があったらしいのでそれを踏まえると彼女らしいカラーリングかもしれません


I.W.S.P

グレーとホワイトによるカラーリングですがスラスターノズル部分やセンサーも色分けされており当時にしては出来は悪くないと思います

【I.W.S.P解説】
P.M.P社がモルゲンレーテ社のストライカーパック(エール、ソード、ランチャー)と競合する形で開発したストライクの装備プランの1つ。115mmレールガン、コンバインシールド、9.1メートル対艦刀など過剰とも言える装備により近接、中距離、遠距離とあらゆるレンジに対応しており、増加した重量による姿勢制御の悪化は大出力のスラスターと安定翼によってカバーしている。しかしながら強力な武装はほぼ実体弾中心に偏り、更には消費電力の増大により可動時間が極端に短くなるなどP.M.P社がPS装甲の重要性を軽視していた点と稼働時間の短縮を解決するだけの技術を有していなかったためモルゲンレーテ社のストライカーパックが採用され本装備の開発は一旦中断される。その後、プランを引き継いだモルゲンレーテ社がパワーエクステンダーを開発した事により電力の確保は解決し、カガリ機のストライクルージュに搭載される予定だったが彼女が扱いきれなかった事によりヤキン・ドゥーエ戦には投入されなかった。様々な経緯を辿り日の目を見なかった本装備だったが開発コンセプトは後に「オオトリ」や「ノワールストライカー」へと継承される事となった。単機のモビルスーツに過剰な武装を搭載させるI.W.S.Pの構想は核動力機や技術レベルが進んだCE73期以降の機体には散見されたものの開発当時には早すぎたのである
ストライクルージュI.W.S.P

ストライクルージュとI.W.S.Pのキット化は当時はこれくらいしかなかったので貴重といえば貴重かも?

映像作品には「DESTINY」のオープニングでワンカットのみ登場したくらいでしょうか?当時は活躍すると思ったのに(笑)


115mmレールガンか基部がポリキャップ接続の為ある程度ですが左右上下の角度を変更できます



9.1ミリ対艦刀も外して装備可能

コンバインシールドを装備した状態


コンバインシールドもガトリング、ビームブーメランなどが細かく色分けされています

ビームブーメランは取り外してエフェクトパーツを取り付けることが可能です

ジョイントの形状が同じなのでHGCE、EGなどにも装備できます。なおコンバインシールドはそのままだと取り付けできないためガンプラオプションパーツのソードストライカーのジョイントを使用

HGCEもEGもHGと違い接続がプラ軸に変更されている為、脱着に注意

以下EGストライクルージュI.W.S.Pでアクション

関節が現行基準になりI.W.S.P自体も出来が良く可動をさほど阻害しない為にかなり自由度の高いポージングが可能です






【総評】
1/144サイズのI.W.S.Pパックはこの金型しか存在せず(RGは本キットの流用…)その点では貴重な立体物と思いますが、出来は良好なためコンバインシールド接続には工夫が必要ですがHGCEやEG等にも装備して遊べる点は見逃せません。もしかしたらオプションパーツセットで後に発売されるかも…



