レビュー300 THE合体 ダ・ガーンX 【前編】

伝説の勇者ダ・ガーン

2022年 グッドスマイルカンパニーより発売

価格24900円

グッドスマイルカンパニーが贈る【THE合体】シリーズの勇者シリーズ第1弾として選ばれたダ・ガーンX。ラインナップも充実してきた今改めて見直すと初期アイテム故の少し物足りないスタイルや粗造りな構造など気になる所も多いと思いますが、当時品を意識して更にブラッシュアップされた箇所など数年前の商品ながら魅力が衰えた訳ではありませんのでそこを踏まえてレビューしていきたいと思います

パッケージ

地球を背景にしたダ・ガーンらしいレイアウト。物語の舞台が宇宙へと広がっていくことを考えると興味深い構図となっています。ファイバードやセブンチェンジャーなどと比べるとかなり大きめなサイズ

背面。商品の大まかな仕様が写真にて示されています

見栄え用の脚部が収まっているので面積がなかなか広いです。今だと二重底構造で半分くらいのサイズになりそうですが

アースファイター、アースライナー用のスタンドが付属

ダ・ガーンビークルモード

ランボルギーニ・ディアブロ型のパトカーに復活したエネルギー体のダ・ガーンが融合した姿。日本でこんな高級車を公僕が使ってたら国会で税金の無駄遣いだと早速追求されそうですwダ・ガーンが出動する度にパトカーも消えてしまうので根元巡査が狼狽えたり、辞表を記す姿が作中でコメディチックに描かれましたが、大人になって考えると全く笑えませんね(コナンの高木刑事がアニオリで警察手帳を紛失し有給使って探した描写がありましたがあれもかなり厳しい処分が下されるとか)…根元巡査も作中の描写見てると射撃の腕前があったり割とハイスペックでした。実は記事を書くにあたって軽く調べたんですが、ランボル(トランスフォーマー)の車種(カウンタック)と別物だと今回初めて知りました

側面。多少ガタツキがありますがサイズを考えると仕方ないかも。コロ走行可能

テールランプも造型&塗装されています

正面。ボンネットの★マークもタンポ印刷で再現

天面。ビークルの再現度が素晴らしい

底面。まぁだいたいタカラ版と同じです

パトランプはクリアパーツです

コアクラスと並べるとこの小ささw

チェンジダ・ガーン

ダ・ガーン(ロボットモード)

やはりダ・ガーンといえばこの清潔感あるカラーリングですね

頭部。1センチもないサイズながら造型の再現度は高いです

各部可動しますが、腕や太もものロール軸、腰は固定のためやや扱いづらいか

ダ・ガーンマグナムを装備可能

サイズはコアクラスのTFとほぼ同じ

コトブキヤ版と並べてみる

放送時発売されたチョコ版と

アースファイター

作中の設定では地球防衛軍の試作型戦闘機をダ・ガーンが自分のエネルギーを放射して分身としたダ・ガーンXの上半身を構成するメカ。ダ・ガーンが融合する前からトリコロール丸出しの配色でしたが借りパクされるなんて防衛軍幹部の首が何人も飛ぶレベルのやらかしですね…最終回で全損しましたが流石に高杉家に請求が行くことはないと思います(笑)

後面にはスラスターらしきノズルが造型

ダ・ガーンXの頭部が内蔵されていますが直接触れない形でカバーに覆われています

ディスプレイにはスタンドを使用しています

機首のコクピットは塗装で色分けされています

ランディングギアを展開することで着陸した状態で飾ることが出来ます

アースライナー

2話にてレッドロンの繰り出したウォルフG1‐40βの攻撃で線路が破壊され停止していた300系新幹線にダ・ガーンがエネルギーを放射し、分身としたメカニック。主にダ・ガーンXの下半身を構成します。モチーフ元は次回作のマイトガインで主役ロボのガインになりました。他作だとダグオンのダグターボもそうですね

ヘッドライトはクリアパーツです

底面の車輪はちゃんと回転します

スタンドを使用すれば宙に浮いた状態でのディスプレイが可能

ダ・ガーンジェット

3体のビークルがジェット機に合体!

作中ではホークセイバー登場回で螢を連れていく際に目立った程度くらいでしょうか?

撮影ブースギリギリの大きさですので撮影には少し苦労しました(笑)

ロボットモードのダ・ガーンを乗せることが出来ます

踵パーツを溝に差し込んで固定しているため少しのことでは外れません

【総評】

触りやすく出来が良い事は確かですが、今の点で見るとダ・ガーンの可動範囲や、一部ロックの甘さなど初期アイテムゆえの粗も目立ちます。この商品が出るまでかなり不遇気味だったダ・ガーンですがいまやグレートはおろかセブンチェンジャーやペガサスセイバー、ランドバイソンまで出ることが確定している優遇ぶり…世の中何が起きるかわかりませんねw

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