2019年 アクショントイズより発売
日本未発売品

たまにやる旧ブログからのリメイク記事。過去版も結構昔に作成していたことに驚きました。写真はすべて新規撮影
パッケージ

「マシンロボ」からスチームロボがダイキャスト採用の完全変形アクションフィギュアとして発売。残念ながら日本では現時点で未発売ながらもそのクオリティは当時あまり知名度がなかったメーカーにしてはなかなかのもの。タカラトミーやバンダイとも異なる変形プロセスが味わえる一品となっております



変形ロボトイはだいたい箱裏に商品の仕様などが複数の写真と文章を用いて紹介されていますが本商品ではそれはなし


専用のブリスターに梱包されています。二重底構造で下部にはスタンドが内蔵
機関車モード

モチーフはD‐51機関車。以前に復刻版ビッグワンガムで紹介した車種と同じです

車輪はダイキャスト製で手にすると心地よい重量感が味わえます

車体のモールドも細かいです






オリジナルのスチームロボは下半身を前折のように折り曲げるようなシンプルな工程で機関車に変形しますが、本品では脚部をそれぞれ分割、展開した後に左右へ配置するようなプロセスを挟みます。これはタカラトミーのMPでもあまり見ないような機構で新鮮でした。脚部は左右対称のデザインながらも構造が異なるのがポイント
ロボットモード

スラリとした体躯。脚部も極端に長すぎず短すぎずと理想的なスタイルです

一見変形機構を備えているとは思えないスリムな体型が素晴らしい

脚部後部の並んだ動輪が素晴らしいです


頭部。ゴーグルタイプの80年代でよく見るようなデザインで口元のへの字が太いです

造形自体は悪くないんですがどうしても口元のせいでチープな印象を受けてしまうのが残念

腰の後部に武器の銃を収納可能。機関車時にも内蔵可能です


両手に持たせることが出来ますが系が緩いため保持は少し心もとないです

パーツを組み立てることでスタンドが完成。さらに組み替えることが可能です

腰に専用のパーツを取り付ければ付属のスタンドに対応可能

ポージング

各部可動。ポージングは自由ですが自立にやや難があることに加え材質もあまり粘り気がないABSの為に動かしすぎると摩耗が心配です







デザイン、プロポーション、可動範囲共になかなかの完成度を誇るトイですがタカラトミー等のTFと比較すると微妙に物足りない感があるものの独自性のある変形プロセスなど光る魅力が垣間見える一品です。アクショントイズは今夏にジェイデッカーが発売されるのでそちらも楽しみですね
レビュー記事内容が気に入った、参考になったと思った方はXなどのリポストで拡散して頂けると嬉しいです…




コメント