2025年 グッドスマイルカンパニーより発売
価格8800円
パッケージ

パッケージイラストは大御所玩具デザイナーの野中剛氏によるもの。朝焼けを背景に佇む鉄人28号FXが描かれています。この構図はどこかで…?






斜めから見るとこんな構成になっています

こちらは…おや、右側に不自然スペースがありますね…
ランナー


旧タカラ版ではシールだった箇所がモールド化され彩色パーツが存在。シールは思った以上に少なめ

鉄人28号FX

ほどよくマッシブでアレンジもなくほぼ設定に忠実な造形。色分けのレベルも高く一部関節の接続部はパーツをはめ込んでからロックが掛かる形状になっているため、抜け落ち防止になっています

脚部の色分けも素晴らしく赤いパーツは正直シール処理になるかと思っていました。現行で最新デザインの鉄人です


地味に当時の玩具はかなりセールスが良かったようでファイヤーダグオンより売れたらしいですね…

頭部。設定に近い形状でカメラアイの箇所は塗装になりボールジョイント接続になっています

こうしてみると初代鉄人→太陽の使者→FXと順当にデザインが変化したことが伺えます

首はある程度上を向くので飛行シーンのポーズ再現などに最適

『28』のアラビア数字は彩色されていますが下地を塗っていないのか成型色が透けて見えるのが残念

足裏。設定画が存在しなかったのか真っ平らです。ブラックオックスは造形されていたのになぁ…

付属品。拳は握り拳、平手、貫き手(空手チョップ用?)の3種類が付属しすべてボールジョイントによる接続。ケーブルはブラックオックスとの連携に使用

胸のパーツは発光シーンを意識した赤色のものと交換可能

脚部付け根は最近主流になりつつある軸可動ではなくボールジョイント接続。スタンド対応穴があります
鉄人17号フェニックス

28号FXのサポートメカになるフェニックス。同作をまともに見たことはありませんが鉄人シリーズは全部で28機存在しているらしい…(ブラックオックスは29号扱い)

頭部の造形はなかなかシャープです。この手の鳥型メカで嘴部分の色が本体と同じなのは意外

翼をはばたかせたり、たたむことが出来ますがヒンジ接続のため摩耗に注意

底面にスタンド対応穴があります


鉄人28号FXと合体!

この形態の正式名称は不明。合体すると飛行能力にエネルギーを使う為、分離した状態の方が戦闘におけるパワーバランスが良好とのこと。見た目的にはスーパー隠大将軍やスカイゴルドランなんかと似たような系譜

超伝導パワーオン!


腕部付け根は単純なボールジョイントですが、抜け防止の形状になっておりこの構造でよくあるポーズ中に取れる心配がありません




劇中で双葉が操った際に披露した超伝導空手チョップ








キットそのものは非常に組みやすく色分けはなかなか見事でシルバー部分をスプレーで塗り分けるだけでも随分と質感が良くなると思います。しかしながら可動は一昔前くらいのクオリティでSMPやブキヤ勇者に慣れてると不自由に感じるかもしれませんが作中で披露したポーズはだいたい披露できるレベルなので不満点は足裏の造形がないことと肩周りがもう少し動いてくれたらなぁ、と思う程度で満足な出来でした


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