
2025年 タカラトミーより発売
価格16500円
レガシーからエイジ・オブ・プライムへ…
パッケージ

流石にコマンダークラスに該当するカテゴリーゆえかパッケージも普通のボール紙になりました



天面には13人のプライム達が。右端に見えるスーパージンライらしき人は何者でしょうか?

ビークルモード

超音速旅客機コンコルドの姿をしたビークルモード。同機は1976年に運用が開始、2003年には退役しておりG1アニメ放送時にはちょうど良いタイミングでのモチーフ選出になりますね

というかコンコルドモチーフの単体変形ロボはシルバーボルトくらいでは?ってくらい見かけません

底面にはランディングギア展開ギミックがあります



スペリオンの手足となる後部ユニット。このブロックがバラバラに分割されて同機の四肢になります

2つを組み合わせると超大型コンコルドに。余剰パーツの処理方法としてはこのアイデアはなかなか悪くないですね


ロボットモード

ガッチリしたロボットモード。UW版よりオリジナルに近いフォルムになりました。しかし値段はUWスペリオンとほぼ同額に…


背面の主翼がマントみたいに処理されているのがいいですね

頭部。タラコ唇のおっさん顔。実にブ…味のある造型ですがG1アニメに近い再現度。こういう人はリアルでもたまにいるのが困る(笑)

ここから見るとなかなか悪くない感じに見えます。トランスフォーマーは様々なタイプの顔が拝めるロボトイなのも魅力的ですね

ビークルモードではコンコルドの機首下に付いていた銃は背面に装備可能


もちろん持たせることも出来ます

各部は単体変形のTFと変わらないレベルの可動が保証されています。最近では標準化されつつある足首の接地可動も完備




後部ブロックは変形させると銃座になります。旧玩具での基地モードを連想させるギミックですね



スペリオン(未完成)

後部ユニットとシルバーボルトを合体させると未完成状態のスペリオンになります…といってもUW版と異なり手足は付いているのでロボット玩具としての機能は生きています

手足は貧相ですがちゃんと1体のロボットに見える点は流石。メナゾールから手足を持ってこれるらしいのですがレガシー版はモーターマスターすら開封していないため試してないです

この姿はさながら体験版スペリオンといったところでしょうか(笑)

頭部。ぶっちゃけ造形的にはUWのほうが好みですがこちらはよりアニメに近づいたかと


シルバーボルトの銃と合体させて大型武器に

各部も当然可動しますUWと比較しても腕部、脚部が他の合体要因から影響を受けない構造になっているためアクション性は段違いなのです

UWでは難しかったポーズもこのとおりw




UW及びCWシリーズは当時初の合体兵士のリメイクで各メンバーがフルポーザブル式かつ手足を入れ替えるスクランブル合体が可能とプレイバリューの高い商品群だった反面、自立に難があったり換装ギミックの欠点として脚部が短足気味に見えてしまうなどデメリットもあったのですが、今回のAOP版シルバーボルトはスクランブル合体をオミットした反面、分離、合体形態の安定とアクション性を重視したことでUWよりもよりいっそうロボット玩具としての完成度が高まったと感じました。値段が倍近くに跳ね上がったのは物価高もあるとはいえちょっと残念なんですがね…(笑)



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