
2025年 グッドスマイルカンパニーより発売
価格7900円
「ヤマトタケル」の主人公機スサノオが第二形態の姿で初のプラキット化!
パッケージ

パッケージイラスト。ロボアニメの主人公機にしてはかなり珍しい「脱皮」の瞬間を描いた17話をイメージしたものに

両側面の絵はパッケージ正面画とつながるようになっています

いや~今考えると短縮されたとはいえ3クールのロボットアニメとかすごい時代でしたねぇ…しかも単発作品という。今だとガンダムですら1クールで尺も足らず終わりますからねぇ…ちなみにヤマトタケルは当初4クールだったものの実写映画が振るわずデスリング編(19話〜23話)辺りで打ち切りが決まったようです


ランナー



当キットはランナー状態でほぼ完全に色分けされており同時発売だったオーガンは僅かにシールを使用しますがスサノオにはありません

組み立てるとこんな感じになります
スサノオ(第二形態)

スサノオ第二形態の立体物は当時発売されていた魔空戦神シリーズ以来でしょうか。該当玩具はカゼノオやシュラノオなど後続ラインナップが発売予定らしかったのですがセールスが振るわなかった様子でスサノオとタマノオのみを発売したのみで打ち切られてしまいました。まぁ、番組の内容がかなりシリアスだったから仕方ないかと…

魔空戦神シリーズのスサノオ第二形態は設計ミスで首が埋まった状態になっていたのでマトモな立体物はある意味今回が初になるんでしょうか?デザインは第二が一番好きですが序盤のインパクトが大きい第一も捨てがたい。OVAのみ登場した第三は…

構造を見てると第一段階の発売も見越している感じ…しかし第三含め魔空戦神勢揃いは出来るのか…?

デザイン自体なかなか独特ですが当時から見ても少し古臭い感じがします。ちなみに進化形態にあたる第三形態の本格登場はOVAでしたがシルエットなどでOP2、18話や36話に登場しています

背面のディテールや色分けも抜かりありません

フェイス部分もちゃんと彩色しており、アニメの配色もバッチリ再現しています

この角度の再現度はなかなか高いです…が、可能なら脱皮時に披露したレア表情の叫び顔も欲しかった…

ひさし上の角はシャープで折れやすいです

各部に配置された宝玉はクリアパーツにて再現されていますが一度はめ込むと取れない箇所があるので注意…


クサナギの剣、ヤタの鏡も彩色と色分けで設定通りのカラーリングに

足裏も肉抜きなしであっさり気味ですがモールドがあります

背面スラスター部分も可動します

スタンド穴もありますが挿入口が斜めになっておりきついためやや扱いづらいです


ヤタの鏡の中央部分にはわかりにくいですがクリアパーツが

フル装備状態。クサナギの剣の鞘が結構外れやすくストレスが…

クサナギの剣は専用の手首で保持可能…ですがなかなかキツめの刃になっている為に手首側を削ったほうがいいかも


柄を長めのものに交換すると両手持ちが可能に。しかしピンが細いため破損が怖いです


胸アーマーを取り外すことで可動重視スタイルに変更することが出来ます


肩の箇所がむき出しになり広くポーズが取れるようになりました


比べてみると明らかにデザインが異なることがわかります
手首パーツを差し替えてカイザーナックルを再現することが出来ます


ポージング

可動版のアーマーでなくともある程度はポージング可能です

この中華エフェクト使いにくい…







ぶっちゃけ造形と色分けは素晴らしいんですがあっちを動かすとこっちがポロポロ、それでいて細いピンなど気を使う箇所がいくつかあり撮影中もストレスが溜まりましたが、マイナーアニメのメカでこんな素晴らしいスサノオを愛を感じる造形と仕様で発売してくれた事自体が奇跡に近いので甘めに評価してしまいます。魔空戦神どころか格闘機まで欲しいヤマトタケルファンには是非とも手にとって欲しい一品です!ちなみに筆者はレビューが楽そうなのでシシノオが欲しいです(笑)




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