2018年 タカラトミーより発売
価格3850円
ムービーの傑作トイ達がリペイントされて再登場!
パッケージ

パッケージは新規になります。当時品は確か海外版の仕様変更だったと思います

ムービー・ザ・ベストシリーズは実写映画10周年を記念して当時に発売された傑作トイのカラーリングや仕様を一部変更して復刻する上位シリーズ。しかし、時は流れ今は20周年目前という…時間の流れは恐ろしい(笑)

箱側面には『バンブルビー』以前の歴代実写映画版の簡単な紹介が記載



内部のブリスターも新規に。クローアームが取り外されています
ビークルモード

クローアームを取り付けバッファロー地雷処理車に。クローはモデル車より大型化しているそうで実際に画像検索するとかなり実写に近い造形です

タイヤは6輪全てピン打ち、車体も外に面している部分は成型色に近い塗料で塗られておりなかなか気合の入った外観に

モデルになった実車だとクロー部分は小さくフォークのような形状になっています

窓はメタリックブルーによる塗装

後部には牙を剥き出しにしたブルドッグのマーキング

クロー基部にはディセプティコンのエンブレムが

実写一作目のハイウェイのシーンのようにクローを前に展開することが可能です
ロボットモード

実車に近いバッファロー地雷処理車から異形のロボットへトランスフォーム。変形も凝っていて工程も少ないのでストレスなく触ることができます

実写一作目は一発目の実写映画版ということもあり、比較的人型を保っているデザインが多いのですがボーンクラッシャーはその中でもやや異形寄りのスタイル


頭部。今だと珍しくないんですが勇者シリーズを見慣れていた世代なんでこのデザインに驚いた記憶があります

今見るとそこまでディテールが細かくないため解像度が増すとややグロテスク(個人的には)気味な実写ディセプティコンですが、本トイはいい感じにデフォルメされており可愛く見えてしまいますw

タイヤを囲むように鋭い爪が覆っているという今見ても斬新なデザイン。これで自立するんだから凄いという

クローアームは一旦曲げたあとに真ん中のスイッチを引くと前にアームが飛び出る素敵仕様。ここらへんのギミックはGF付近の影響もあるかもです


クローアームは先端を組み替えて☓状にすることが出来ます


腕部も二段階に折りたたまれた腕を伸ばすことが出来ます。ガンダムヴァサーゴのストライククローみたいです


脚部の問題もありそこまで動かせるトイではないのですが、詰め込まれたギミックと若干映像からデフォルメされたデザインがいい意味で玩具っぽさを感じさせてくれます




可動に関しては前述の通りさほどではないものの伸びる腕部とクローアームのおかげでそれっぽい感じにはなると思います。しかし当時価格で重塗装されてギミックてんこ盛りで4Kしないとか…最近のボイジャークラスはデラックス位のサイズで肉抜きだらけのスカスカで7Kもする事を考えると物価の高騰ぶりを実感させられます…
コメント
MBシリーズは当時見ても破格の仕様でしたからね。
(もちろん、2007年の価格よりは上がっていましたが)
このボーンクラッシャーもデラックスクラスながら、かなり凝った塗装に感動した記憶があります。今思うと3850円(2017年ごろのデラックスクラスの定価)で販売出来ていたことに時代を感じます……。
直近の商品においては、私は世代ではないためほとんど購入していませんが、たしかにクラスに対してチープさを感じることが増えてきた印象です。
ただ、40thレオプライムやドラマチックキャプチャーシリーズを見るに、国内限定だと価格を抑えられている雰囲気を感じています。
やはり海外との連携など色々難しいところがあるのか、、、あくまで憶測でしかありませんが。
一方、ワイルドキングの様に国内の子供対象、低価格なシリーズ展開もありますから、タカラトミーとしても色々対策をしているのかな……とも思っています。