1994年 バンダイより発売
価格1650円
パッケージ

放送当時に発売されたドラゴンガンダム。イラストはアナログチックな画風で存在感があり迫力満点です

そう言えば旧ブログで最初に記事書いたGガンキットがシャイニングだった…


ランナー類


パーツはサイズ相応ですがランナーはさほど多くなく現在の1/144キットより少ないです

説明書は本編のストーリーだけではなく設定画まで記載されています。この時期の説明書は資料集も兼ねていました

カラーバリエーションの夜間戦仕様。マイナーなバリエーションながらダークなカラーリングが格好良い
ドラゴンガンダム

素組みで、各部の合わせ目が目立つものの形状自体は良好

かなり設定画に忠実な造型です

色分けはだいたい再現されていると思います。脚部太もも付近のポリキャップの幅があってないんですが説明書どおりに組んだのにこれは設計ミスかな?


頭部。目の部分がクリアパーツになっておりシールを貼らないとジム系のようなバイザーにも見えます

こちらも形状はなかなか良好

後頭部から伸びる弁髪刀は付け根の部分のみわずかに可動。これが頭部の動きを阻害することに…

コアランダーが付属。キャノピーも色分けされ内部にはコクピットの造形が

ドラゴンガンダムのバックパックとして合体可能



胸部はHGFCと違いクリアパーツになっています

指は初期のMGのように可動します

サーベル状のフェイロンフラッグを持たせることが出来ますが、可動指でピンなども無いので保持力に関しては心許ないです

手首を外すとドラゴンクローを少しだけ伸ばす事ができます

ドラゴンクロの顎は開閉可能

腰部は可動軸が存在しますがデザイン上全く動かすことは出来ません

足裏は造形されているものの合わせ目が目立ちタルい形状です
ポージング

肘可動はドラゴンクローのギミックでろくに動かず頭部も弁髪刀が干渉、腰はほぼ動かない…とシャイニングガンダムに比べてもポージングの幅が狭いです。もしかしたらHG1/100Gガンダムシリーズでは最低クラスかも…

無影脚?真・流星胡蝶剣?そんなポーズは取れませんよ(笑)





造型、スタイル、色分け共に当時の基準でみたら悪くない反面、可動は壊滅的といえ良い面と悪い面がわかりやすいキット。外装だけ流用するなど改造などには適していると思います。
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