2019年 タカラトミーより発売
当時価格8800円
カバヤ版

パッケージ

当時品を意識したパッケージ。レイアウトはそっくりですがCGのカラーリングがアニメ準拠となり撮影サンプルも本品の画像が使用されています

箱がボロボロなのは申し訳ない…パッケージは予備の未開封新品で撮影したかったのだが何処にあるやら(笑)

引っ張り出したきっかけはやはりAOTP版の予約開始に触発されたからです。実は旧ブログから作成計画はあったのですがメンドクサイ事は先送りする性質もあってか流れに流れて現在になったという…大手さんでは軒並みレビューがあるので遅すぎだろうとw


本トイは造型のレベルの高さ、数々の内蔵されたギミック…と昔からかなり評価が高くアニメでもその渋い性格に勇者シリーズにも関わっていたアニメーター・阿部宗孝氏のメリハリのある作画もあいまってトイ、キャラ共になかなかの人気を誇り昔はファイヤーコンボイと並んで復刻の要望が高かったのが伺えます


テックスペックカード。スピード以外のスペックが軒並み最高値に設定されており、ビクトリーセイバーに迫るポテンシャルが数値化されています。作中での活躍を考えれば納得ですね

ビーストモード

プラをみっちり使用した密度感が魅力的。そのボリュームはムービー初期のリーダーオプティマスに迫るほど。メッキ、軟質素材、多数のミサイルギミックと今では味わえない贅沢感がたまりません

ビッグコンボイはアニメと漫画で誕生の経緯が異なり前者はサイバトロンの教官としてガンホーの新兵教育の為に派遣されてきたトランスフォーマーでしたが、漫画ではアンゴルモアエネルギーの影響からとある惑星に住む野生のマンモスが進化した設定になっており、誕生にライオコンボイとユニクロンが関わっています。メディアによってキャラ設定が全く異なるのも趣がありますね

カラーリングは暗いえんじ色でディテールも相まってか毛皮の質感が上手く表現されています



手近にあったトランスフォーマーで大きさ比較。MBオプティマス(2017)とシルバータンクメガトロン(2025)大きさがわかると思います

目はアニメのようなつぶらな瞳に。当時品やマトリクスバスターver.では緑一色で少し怖かったです(笑)

鼻の穴のモールドも造形されています

頭頂部のレバーを引くと…

鼻が動きます


耳を後ろに引くと…

牙が可動します

マンモスタンクモード

アニメはかなり昔に配信で見た記憶がありますが出てきたかどうかわからん形態



ミサイルを内蔵させて発射させることが出来ます

脚部のマンモスハーケンはボタンでの発射が可能ですが、ビッグキャノン砲身のミサイルはスイッチが下部に隠れているため撃つことは出来ません

ビッグコンボイ…変身!







ロボットモード

いやぁカッコいい!アニメの体型とはやや違いますがボリュームたっぷりの上半身に下半身のムキムキぶりも負けてないです。やや短足気味に感じるかもですが触ってると驚くほど気にならなくなりますね…

どの角度から見てもカッコいいTFは傑作の証!

ビッグコンボイは漫画版の活躍もアニメに負けず劣らずカッコいいので是非ともオススメしたいです

ブラックビッグコンボイの復刻販売も期待していたんですがそちらまで手が回らなかったのは残念…一応各バリエ2体ずつ買ったんですがねぇw


頭部。どの角度から見てもカッコいい!当時品は目の部分がメッキだったので目力の弱さが気になりましたが分解可能な構造ですのでお好みで塗装することが可能です!

不満といえば側頭部の角の造形がタルい事くらいでしょうが、対象年齢考えると仕方ない…MPGに期待しましょう(笑)


写真でみて驚いたのは微妙にアニメとも違う造形なんですよねぇ…それでも文句が出ないくらいのイケメンぶり…顔面偏差値は全TF玩具でNo.1だと思います!



サイズはデラックスクラスより少し大きめながらボリュームでは勝っています

胸部アーマーはクリアパーツ。当時品は中央のサイバトロンエンブレム部分がメッキ処理されていました

個人的に驚いたのはこの時代に太腿の横ロールが設けられていた事ですね。これがあるとないとでは随分変わってくるのです

爪先のボールジョイント構造も地味に嬉しいですね

カカト部分にはマンモスの前脚が配置されます…が、ビッグキャノンの重量を支えるには心許ないか

後ろ脚が変形したスラスター。この部分は腰アーマーを兼ねた二重ボールジョイント構造になっており可動を妨げないようになっています


OP2でマグマトロンに放った連装ミサイルもモールドで再現

マンモスハーケンの発射部分にもモールドが入っています

左腕は義手設定。当時品は破損が怖いクリアパーツ版だけに素材の変更は嬉しい

胸のハッチを開くことでエネルゴンマトリクスが露出

メッキ仕様できらびやかです

腕が内側に曲がるために簡単に両手持ちが可能。この持ち方はアニメでは生かされませんでしたが漫画版では…

マトリクスを抜いた胸部にもディテール、塗装が施されています

腕の下からマンモストンファーが展開します


背面に装備したビッグキャノン。グリップを取り出して保持させます


しかし重量があるため保持後の自立は困難です

上部のツマミを回す事でミサイルが2連続で発射されます

支えは必要ですがこの構えはカッコいい!

支えなしでもこのポーズなら自立はできます
ポージング

ビッグキャノン自立の問題はありますが、それ以外ならけっこう可動範囲は広いです









マトリクス開放。漫画版ではユニクロンと…

AOTP版発売をきっかけに記事を起こしましたが、いくら評判がよくても所詮は26年前のトイ…流石に思い出補正でよく見えただけだろう…と思いましたが実際に触れてみると今見ても高クオリティの造形、詰め込まれたギミック、現行と比較してやや劣るもののそれなりに広い可動範囲…と前述の問題点を差し置いてもそれらを吹き飛ばす素晴らしいトイだと再認識出来ました。何年先になるかわかりませんが是非ともMPGでのリメイクに期待したいです!



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