2013年 バンダイより発売
価格1540円(改定前1320円)
パッケージ

ガンイージと共にザンスカール軍を迎え撃つVガンダム。戦場は物語序盤のカサレリア近辺でしょうか

余談ですがVガンの監督でもある富野氏は長年同作品に否定的な見解をしていたようですが近年のインタビューを見たところウクライナ侵攻により評価を若干改めたらしいとのこと…しかし、地下鉄サリン事件前に宗教国家を描くとは時代を先取りしていたアニメだなぁ

Vガンの続編…クロボンダスト?映像化してないんで同人誌ですよあんなん(笑)

ランナー類


ランナーは少なめですがクリアパーツによるエフェクトは豊富

Vガンダム

当時のバンダイが15メートルサイズの小型MSを1/144キットのフォーマットでリメイクするのは初めてだった故か色々と皺寄せが来ているのが見て取れます

フォルム自体も新規造形というかMGのモデリングを流用したような造形がなんというか…

確か1/144ガンダムマックスターの記事で初めて組んだガンプラが同キットと語りましたが、実は筆者が始めて見たガンダムはVガンダムで当時はモビルスーツインポケットという玩具を与えられていました

曲線の使い方がゴチャゴチャせず上手くて感心させられます。近年のロボは線多すぎて疲れる(笑)


頭部の造形は比較的良好

カトキハジメ氏によるデザインを再現できていると思います

【LM312V04/ヴィクトリーガンダム解説】
Vガンダムは第2期MSにあたるF90ⅢYクラスターガンダム、F97(クロスボーン・ガンダム)から培われた技術を経て、変形合体機構を備えた量産型MSとしてプロトタイプのガンイージを経た後でリガ・ミリティアにて開発された。なお、開発にはサナリィのスタッフとアナハイム・エレクトロニクス社の支援があったとされる。本機はコアファイターを中心に上半身を構成するトップ・リム、下半身を構成するボトム・リムがドッキングしてモビルスーツ形態に合体する。その性能はザンスカール帝国の最新鋭機とも渡り合える程でミノフスキークラフトにより単体での飛行が可能な点である。更に特筆すべきはコアファイター以外の部品は町工場のような設備で生産可能なことであり、ダメージを受けても戦場でのパーツ交換が可能なことである。各地を転戦するゲリラ的作戦をメインとするリガ・ミリティアの活動に最適なMSであるだろう

背面スラスターも色分けされています

足裏は残念ながら肉抜き

やはり気になるのは腕部。他のガンダムとの関節流用の兼ね合いで肘関節が設定と大きく異なり拳もかなり大きめな造形で不自然に見えます

腕部もポリキャップ接続で動かすとすぐ取れるのが難点

頭部。何故かポリキャップが少し埋まった状態で配置されており首の可動が大きく制限されてしまいます

股下にはスタンド穴があります

Vガンダムは第2期MSにあたり15メートルサイズの小型機で18メートルクラスの一年戦争付近の機体と比べるとけっこう小さめなんですが実際のキットでは頭部ひとつ分程度の身長差に収まっています

付属品はコアファイター、ビームライフル、サーベル、各種エフェクトパーツがあります

ビームライフルは拳パーツを分解させて保持させます

ビームサーベルはVガンダム系専用のエフェクトが用意され扇状のものにも交換できます


ビームシールドは肘のデバイスを分解してクリアパーツを挟み込む形で再現します


コアファイターが付属。スタンド穴などもないので扱いに困る(笑)


オマケ…

こちらはイベント限定品のクリアー版Vガンダム。保管状態が悪くコアファイター付近のパーツを紛失しまったため記事作成を断念…

Vダッシュガンダムに換装可能。スパロボ30では最初からこの形態でした

さて、セカンドVはいつ記事化できることやら…

ポージング

一応立て膝などが可能な程度には動きますが、やはり前述の要因もあり上半身の可動が不自由気味なのは悩みどころか









発売当時は肘の関節が設定と違う点やMGと代わり映えのない体型にガッカリしてスルーしてしまった記憶があります。最近まで見かけないことが多いキットでしたが、前述の経緯から思い入れのあるガンダムだったので再販を気に記事化した次第でございます


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