2020年 ハズブロより発売
日本未発売品 ベトナム製
古参のファンの方はご存知でしょうが「トランスフォーマー」は元々「ダイアクロン」の「カーロボットシリーズ」に設定を加えてアメリカで展開され、国内版はそれを逆輸入した形で発売されていました。現在では両シリーズとも独立したブランドとして成立していますがトランスフォーマーに関しては元々カーロボットシリーズが源流になることもあり、サンストリーカーやランボル等がダイアクロン時代のカラーリングを意識したバリエーションを発売する事も近年では増えているような気がします。今回紹介するのは残念ながら今だに国内販売が見送られている2品を簡易的な形式ながらもレビューしたいと思います
パッケージ
梱包
スピンアウト
こちらはダイアクロンカーロボットのカウンタック・LP500Sスーパーチューニングとして1983年に発売された商品が元ネタとなっている様子で同ブランドの記念すべき第1弾のリメイクトイともいえます
やや肉抜きが気になりますが側面のホイールの形状もいい感じですが後部の色分けが不完全なのがガッカリ…
MPではコルドンのカラーバリエーションとしてタカラトミーモール限定で販売されていました。ミッシングリンクで次はサンストリーカーが出る可能性が高いですが、カーロボ一発目がモチーフなだけにこのカラーリングで発売するのは確定でしょうね
ロボットモードはまんま赤いサンストリーカーといった感じですが、カーロボ版と比較すると頭部センサーと目の色が黄色になっています。赤い目はデストロンを連想させるためでしょうか?
ちなみにこの個体は頭部のBJに不具合があり常に傾げたような感じになっていて撮影には一苦労する始末でした
コルドン
カウンタックLP500S・パトカータイプが元ネタと思われるカラーリング。MPでもけっこう前に一般販売されておりました
やはりサンストリーカー型は窓が若干浮いてしまいラインが途切れて見栄えが悪くなりがちなのが残念か
ロボットモード。車種が違いますがランボルギーニのパトカーロボと言えば他にダ・ガーンとかマッハアラートが該当するのかな?
撮影していませんが背中のバックパックを武器として持たせることが出来るんですが…銃くらい付けて欲しかったなぁ
MPの方はいつ紹介できるやら…
おまけに大本のサンストリーカーはこんな感じ
こいつも窓のガタツキがあったり武器が少なすぎたりと色々難点が…
【総評】
ダイアクロンとして発売された玩具が時を経てトランスフォーマーに戻ってくる流れは感慨深いものがありますが、ホイルジャックとの流用前提なせいか少しドスコイ体型な感じになったり武器が実質付属しないのも同然なのはどうかと思いました。