2024年 バンダイより発売
価格8910円 中国製
パッケージ
ランナー
最近のSMPとしては標準的なランナー量です
組み立てはニッパー2度切り、ナイフ処理で4時間弱程度
トランザー
ダイモスに変形するトレーラー型ビークル。先頭の操縦席が頭部を兼ねているのでやや小ぶりな感じ。プレバン限定のバトルターンセットには見栄え重視用の大きいものが付くようです
なんとSMPにしては珍しくすべての車輪がコロ走行可能。ダイモスはタイヤも多いのでスゴイな…
バトルターン!
先頭のランディングギアを外します
そこまで複雑な機構ではありませんが、手首の差し替え、頭部車輪以外ほぼワンピース変形可能です
なんと腕部は胴体部に収納されていました。どんな機構か組み立てながら楽しみだったのでこれを設計した人すごいなって…
内部に手首パーツが格納。ダイモス時に頭部ランディングギアと入れ替えることで余剰はゼロに
トレーラーの後部を脚部内側に収納するように折りたたんでいきます
腕部を伸ばし、手首パーツをとりつけ頭部カバーを観音開きにします
ダイモス
正面から見るとまるでアニメから抜き出したようなフォルムに感動!通常版なのでスネ部分の赤が塗られていなかったりしますが、直線的な形状なので臙脂色に近いレッドでマスキング後に塗ってやるのがいいと思います
トリコロールがメインの70年代ロボにしては珍しく紅白カラーの配色。色分けは概ね再現されているもののやはり脛のレッドが塗られていないのが気になります。本商品ではシール処理ですがバトルターンセットは塗装されているようです
割と背部のガワが目立っている気がしますが、バックパックと考えればまぁこんなもんかと思います
頭部。今にも神谷明氏の勇敢な叫び声が聞こえてきそうな素晴らしい造型。側面のダイモブリザード発射口も可動します
フェイス部分を交換すれば叫び顔も再現出来ますが、口の部分が下広がりになっており人によっては少し間の抜けた表情に見えるかもしれません
可動部は腕部の引き出し機構、脚部の軸可動はもちろんのこと、脚部が前方に曲げられるように設計されており多彩なアクションポーズが再現出来ます
特に脚部の関節は二重クランク構造になっており接地性は抜群でロボットフィギュアでは鬼門のキックポーズも難なくキマります!
双龍剣は平手パーツの穴に差し込む方式で持たせます。本来は胸のパーツが使用時に取れるのですが外すのを忘れてしまいました…
ポージング
ダイモスはスパロボMXやA、APで使用していたのですが正拳突きより主にダイモキックの方を多用していました…まぁ、APだと敵のHP激増&スーパー系不遇のバランスなんであまり目立ってはいませんでしたが…
【総評】
SMPシリーズはけっこう買っていますが担当者によって出来も大きく差が出ますのでダイモスもあまり期待せずスパロボで使っていたからという理由と惰性で購入したのですが実際は今年発売されたSMPのなかでもダントツに出来が良く、変形機構の凝りようにも驚かされました。今回紹介したのはプレミアムバンダイ限定のバトルターン版ではないので塗装や付属品については劣るものがありますがそれでも可動造形共に申し分ない完成度に仕上がっていると思いました