レビュー022 ミニプラ クロムチェスター

ウルトラマンネクサス

3の戦闘機が3つの形態に合体

2004年 バンダイより発売

当時価格200円 全3種 日本製

パッケージ

クロムチェスターa

ランナーは当時としても珍しい200円価格帯なので2枚しかありません。上段マリンブルー寄りのランナーはパーツがほぼ外れており、袋の底にも脱落したカスが散らばっていたため嫌な予感がしました。同色で劣化しやすい(旧ミニプラ版)ガオシャークやハリケンレオンなどを見てきたからです

パッケージでは青みが強いスカイブルーの機体色でしたが実際は素材が劣化したのか前述の通りマリンブルーよりな感じ。古い食玩はこれがたまにあるので怖いんです

実際に接続部が硬いのでヒヤヒヤしてしまいます。なのでピンを一部切り取りシリコンスプレーを念入りに塗布しております

クロムチェスターβ

こちらは特に問題なく組むことが出来ました

クロムチェスターγ

3機の中で1番大型になるγですが、ランナー枚数の制限もあり玩具だと普通に可動したであろう箇所が差し替え式に変更されています

やはりγが1番大きいですね

3機のクロムチェスターが合体!

ストライクチェスター

クロムチェスターのメイン形態。地味に単体でスペースビーストを撃退できるというウルトラシリーズの防衛隊においてかなり強力な部類のメカニックです

さすがに各ランナー2枚程度の構成ではパーツが足りないのかαとγは変形時に組み換えが生じますが、余剰はなし

キャノンチェスター

砲撃形態にも変形可能。βのエンジン部から砲身が伸びており、γのパーツにキャタピラ状のモールドがあるのでしっかり戦車っぽくも見えます。「ネクサス」の世界観にはやや似つかわしくないギミックとデザインですが玩具的には最高ですね

砲身部分は差し替えではなく内部に内蔵されていたパーツを引き出して展開するという凝った機構です

ディグチェスター

説明書に表記がなく、加えて劇中未登場な形態。玩具版には存在を明記されていたらしいです。γ部分のエンジン部から本来はドリルが伸びる感じだったのですがミニプラ版では再現されないため記載されなかったのかな?

とは言いましてもちゃんと余剰なしで合体できる辺り凄いよなぁと…ドリルが前に来るあたり地底用メカなのかな?というか来訪者の技術すげえ!まぁザギ作っちゃうような科学力だし…

おまけ

封入ねラムネと販促用のカタログが入っていました

【総評】

ティガから始まる平成ウルトラマンにおける戦闘機の系譜は変形合体ギミックが組み込まれている物が多く、その中でもこのクロムチェスターは最高レベルのギミックとデザインを誇り、劇中でも大活躍(?)したため筆者も大好きなメカニックでした。

玩具の方は触れたことはないのですがすっかり高騰しており安いうちに手に入れなかった事を後悔…プレバンでリメイクトイが発売されたのは嬉しかったです

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