レビュー003 1/144 HGCE イモータルジャスティスガンダム

ガンダムSEED

「ジャスティスだったから負けたんだ!」

2024年 バンダイより発売

価格2640円 日本製

パッケージ

個人的にはHG SEEDFREEDOMシリーズではなくHGCEで出したのが驚き…まぁ、作中に登場する全てのMSをキット化したとしてもレギュラー放送程の数は出ないと思いますしね

ランナー

右はたまたま手元にあったストライクルージュ(2004年発売 価格1650円)のランナーです

HGなのに価格が高いという声を聞きますがこの枚数だと旧版と比べても相応だと思います。というか他社では中型ゾイドなのに大型以上の値段を誇るケーニッヒウルフとかと比べるとマシかと…

イモータルジャスティスガンダム素組

シールは貼っておらずプレーンに組んだ状態。SEEDHGシリーズと比較しても格段に色分けが向上しており驚きました

歴代のアスラン搭乗機の特徴を混ぜた集大成的なデザイン。まぁ、パイロットのシン的にはかなり複雑でしょうが

ランナー構成を見ていただくとわかるのですが最近のバンダイキットでは標準装備のポリキャップレス仕様。キット自体も完全新規金型ですのでストレスなく組めました

【機体解説】

インフィニットジャスティスの運用データを流用しオーブのムラサメの可変機構を取り入れて建造されたコンパスで運用される最新鋭MS。ライジングフリーダムと共通のフレームを持ち兄弟機にあたる機体である。本体はオーブ製だが武装は主にザフト製の物を採用している

頭部

カメラアイと額センサー部はクリアパーツによる色分け。今までのシリーズではマスク部と一体化していた頬当のパーツや機関砲の部分まで成形色仕上げなのには驚きました

背面のスカイダートリフターシステムは歴代ジャスティスと比較して分離はできなくなっていますが、形状を見るにその系譜は受け継がれたようなデザイン

シルエットはインフィニットジャスティスのファートゥム01に形状は酷似していますが、左右のウイングを可動させることは出来ず、根本のジョイント部を動かす感じになります

武装

シールドとライフルはそれぞれ5パーツ以上で構成され赤ラインなど一部シールが必要ですが色分けの再現度は高いです

ビームライフルは腰部にマウント可能

フラッシュエッジ4は左右ウイングが展開しビームエフェクトの取り付けが可能。劇中ではサーベルとして扱ったり半壊状態のデストロイに対し陽電子リフレクターの発生装置を破壊するなど割と見せ場はありました

ヴィーゼルナーゲルはサーベル兼ビームブーメランの機能を持つマルチウェポン。ビームエフェクトはデバイスのネイビーブルーのパーツを差し替えて装備。残念ながらサーベルモードのエフェクトのみ追加

脚部にビームエフェクトを取り付ければカルキトラ重斬脚に。インフィニットジャスティスから受け継がれた武装ですが戦闘スタイルの異なるシンの機体にこれを搭載したのは謎…アスランもカウンター気味にしか目立った使い方はしていないのに…

モビルアーマー形態

ほぼ寝っ転がっただけの変形。下半身を回転させるとか肩アーマーを下げるとかそういったプロセスはなく、機首部分に頭部を格納し横たえただけ…ある意味潔いですが技術的な進歩とか関節フィラメントなどの負担や整備性を考えると合理的な機構なのかも

かなり単純な変形なんですが完全余剰になる専用の接続パーツを使う必要があります

最近のアクションフィギュアにはほぼ完備されている引き出し機能も搭載

SEEDアクションシステムの採用により股関節基部の位置を上下に変更可能。パースの利いたポージングが可能に。しかしながら前後スイングの機能はないので人によって評価は分かれる部分かも

適当にポージング

【総評】

SEEDシリーズ最新のキットなだけあり細かい色分けも一部シールの補完は必要なもののかなり再現され、可動も標準以上のレベルがあり劇中のポーズはだいたい再現できると思います。触ってると腰アーマーのパーツがよく取れる以外は不満もあまりありませんでした

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