


2025年 タカラトミーより発売
価格33000円
パッケージ

SGオプティマスプライムは「ボットコン2008」にてヘケコン型(CLASSIC版オプティマスプライム)をリカラーしたアイテムが基になったキャラクターです。同キャラは善と悪が反転した並行世界(オートボットが悪にディセプティコンが正義)になる世界で破壊大帝として悪行の限りを尽くしたキャラとしてコミックス等で描かれているようです

本キャラクターは非常に人気が高く、後にアースライズ型や本商品の様に発売が行われ他のシャッタードグラス時空の登場人物もいくつか商品化されるなど強い影響力を持っています



裏面。本体周りの基本的な仕様はMP‐44と変わりないようです

ネメシスプライムらと同様に透明のブリスターで保護されています

本商品でMP‐44系列にて最大の差異となるのがダメージヘッドの付属でしょうか
付属のテックスペックカード


ビークルモード

どことなく某エヴァンゲリオンを連想させるカラーリング。まぁ日本のアニメファンだとそんな印象が浮かんでしまいますね

タンクやホイール、グリルなどに贅沢にメッキが使用されています

ビークルモードにおいてもこのまとまりの良さは初めて同じ型を触れた時に衝撃を受けたものでした


フロントグリルやライト部分にメッキが使用されているのはいいですね


天面には「TIL ALL ARE GONE!」の文字が「宇宙を滅せよ!」という意味らしく、「宇宙を1つに!」と対になっているようです

背面には折り畳んだライフルを収納できます。サイズが大きくなっているため流石にMP‐10のような収納は難しかったようです

86版オプティマスと
ロボットモード

かなり複雑な工程を経てロボットモードに。表のパーツがほぼ裏返るような工程を経て変形するのでスタイルの纏まりはいいのですがいい加減疲れる…

表に出る面はほぼ全塗装されています。成型色とかなり近い色合いなので違和感はあまりありません

自分はコンテナ付きのMP‐44自体は価格が高すぎるとして当時見送ったのですがネメシス、44Sは保有しているためそちらもいつかは紹介したいものです

どの角度から見ても破綻がなく最近紹介したスタジオシリーズ版を除けば最高のオプティマスだと思います

背面の纏まりはスタジオシリーズ以上…まあこちらはほぼ全ての部位を再構成しているものでこうもなりますか。タカラトミーが繰り出した高難易度立体パズルと言っても良い出来です

脚部。分割線が目立つもののこのフラット感はスゴい!サイズの大きさゆえがパーツ同士の隙間もディテールに見えてしまいます。スタジオシリーズ版は良い意味で簡略化していると思いました

頭部。MP‐44の形状そのままにしているせいか面長なマスクフェイスに。正直ここはヘケコン型に寄せたシャープな形状にリデコしても良かったのでは…と個人的に思いました

しかしながらG1アニメ本編の特徴を捉えた造型は見事。ザ・ムービーをベースにしたスタジオシリーズ版と上手く差別化出来ていると思います

SGオプティマス独自の付属品としてダメージヘッドに差し替えることも可能


左肩にはオートボット(SG)のマークが


変形工程でフロントガラスは前後入れ替わるのですがロボットモード時にも特徴なひび割れプリントは再現されております

胸部を観音開きにすることでマトリクスを取り出すことが出来ます


マトリクスはダイキャスト製でMP‐10とほぼ同じ形状

流石に両手で持たせることは出来ませんでした

上腕のマークはメタリックグリーンによる塗装


武器のライフルを持たせることが出来ます

ライフルにエフェクトパーツを装着

ライフルは背中や折り畳んで腰に収納可能

指は可動式


差し替えてエナジーアックスを装備可能

MP10だと差し替えずに装備可能だったのでここは賛否分かれるところ


腰にTFパワーベース用のジョイントを゙装備可能。付属商品と組み合わせることが出来ます

86オプティマスと
ポージング












【総評】
元から出来が良くMPでも最高クラスの完成度を誇るMP44型だけに両形態とも破綻がなく、触っているだけでも満足感のある本品ですが最大にして最悪の欠点が工程が多くTFでも屈指を誇る難易度のトランスフォーム…触り慣れていないのもありますがロボットからビークルに戻すのに20分近くかかりました…MP44型はそこさえ改善してくれればいい商品なんですけどねぇ…



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