レビュー274 HG ヒュッケバインMK‐III 

スーパーロボット大戦OG

2024年 バンダイより発売

価格4950円

パッケージ

パッケージイラスト。作画は有名アニメーターの大張正己氏によるもの

主に多彩な武装とギミックによる解説が完成品見本を使って掲載

機体解説とパイロット紹介が簡易的に記載されています

ランナー

箱がガンプラHGサイズと比べても大きめな為ランナーもボリュームある内容に

多色成型ランナーは1枚。ヒュッケバインMK‐Ⅱとパーソナルトルーパー名義のランナーも入っています

武装のランナーは細かい箇所を除けばほぼ独立した構成になっていますがウェポンセットなどを出す予定があるのでしょうか?

スパロボOGシリーズに付属するスタンド用のランナーが付属

ヒュッケバインMKIII

一見単純なカラーリングに見えますがダークブルーとブラックの混在した箇所やアクセントになっているホワイト、イエローのパーツなど細かく色分けされほぼ設定通りの外観に仕上がっています

脚部のラインやガンダムシリーズとは異なるスラスターのデザインなどカトキデザインらしさを感じさせる造形

OGSが発売された時期にゴタゴタで一時期なかったものとして扱われ、コトブキヤで展開していたプラキットシリーズにおいても作中同様封印されていた凶鳥一族の末裔がこうしてバンダイによって最新フォーマットで蘇るというのは因果を感じますね…

ヒュッケバインMKIII解説

同機の初出はスーパーロボット大戦α(2000年)の為、OGシリーズとは多少設定が異なる。SRX計画の一環で開発され、EOTを使用したヒュッケバインシリーズの最新鋭機。後述のサポートパーツとの換装によって小型、安定化したSRXとのコンセプトで開発された。固有武装はグラビトンライフルやファングスラッシャーなどMK‐Ⅱの延長上にあたる装備が目立つが単体でのポテンシャルは高く、更に2種類のAMパーツと合体することにより特機並のパワー、火力を得ることが可能になる。本機は全く同じ見た目をしたタイプL、タイプRの2機が存在し前者はトロニウムエンジンが搭載され、制御を念動力者のパイロットが行うことにより高出力を実現している。タイプRは通常型のエンジンとされ(αシリーズでは当初トロニウムエンジン仕様だったが起動実験で大破したため改修時に変更)レーツェル仕様のブラックカラー・MK‐IIIトロンベに改装されるもレーツェルが乗り換えた後、OGシリーズではトロニウムエンジン仕様に直されカラーリングも元に戻った。αシリーズではシュウ・シラカワが開発に関わっていたとされる

頭部。カメラアイと頭頂部センサー(前後)共にクリアパーツで色分け

パット見ガンダムっぽいんですが側面の尖った形状のアンテナやブレードセンサー基部の白いパーツ等が独自性を醸し出しています…といっても最近はジークアクスといった個性的なデザインのガンダムもかなり増えてきているのでなんとも言えませんが

首の可動範囲が広く上を大きく向くことが出来ます

拳は汎用握り手と開き手が付属

武装

ロシェセイバー、フォトンライフル、マルチトーレスミサイル、ファングスラッシャー、グラビトンライフル等が備わっています

ロシェセイバーの柄はリアアーマーに収納。どうやって取り出すんだろう?

フォトンライフル、グラビトンライフルは握り拳を分解して組み込むように保持させます

ファングスラッシャーは設定通り左腕に装着可能

展開することが可能ですが持たせることは出来ません。裏側にスタンド穴があり

マルチトーレスミサイルは展開ギミックの他取り外しての射出状態も再現。スタンド穴を使用して宙に浮かせることが出来ます。ゲームではMAP兵器として扱われていましたが威力が低かったのでさほど使わなかった記憶が

設定だとミサイルコンテナ外してテスラ・ドライブを取り付けないと飛行できないらしい。OG2だと普通に飛んでいたのに(笑)

OGシリーズに付属するスタンドにディスプレイすることが可能。小さめの支柱を差すことができます

ポージング

可動範囲は標準的なガンプラクラスで割と動きますが、首の自由度が高く飛行シーン等もイメージ通りにポーズが決まります

やはり首の自由度が高いと表情にもバリエーションの幅が生まれるのがありがたいです

【総評】

よくポーズも決まり色分けのレベルも素晴らしいのでスパロボOGファンからすればオススメのキットです。MK‐Ⅱみたいにトロンベもでるのかなぁ?

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