レビュー366 カバヤ グレートチェンジロボガム

太陽の勇者ファイバード

1991年 カバヤより発売 

当時価格500

グレートチェンジガムは「太陽の勇者ファイバード」放送当時に発売された組み立てキットになります。本商品は勇者ガムで随一の高額商品でカバヤ系列でこれを超える価格帯のものは2015年に発売されたグレート合体セット(当時価格770円)のみになります。勇者ガム系で唯一メッキが使用されており、材質も軟質ではなく通常のプラに変更されています。そういう意味では資料的に貴重な一品になるでしょう

パッケージ

実はTHE合体版のグランバードの到着が遅れるとのことで、腹いせに

ランナー

200円ガム版と比べると材質の変更のほか、ランナーの枚数もボリュームアップしております

ファイヤージェット

色分けはカバヤ版より進化しており機首も長くなりました。サイズも倍近いです

実は脚部付近に存在する垂直尾翼接続用のリングパーツをつけ忘れてしまい一度分解したのですが、パーツは一部白化したもののピンの破損等は起こらなかった為になかなかいいプラを使っているなと思いました

構造自体は前に紹介したファイバードガム版と大差ありません

フレイムブレスターは兜が付いておらず余剰になります

武装ジェット。ピンが設けられており接続してこの形態に

カバヤ版と比較すると設定に近い配色に、ホワイトメインのファイヤージェットも悪くないかもw

ファイバード

ファイヤージェットが変形した形態。腕部のヒンジがないため、差し替えにより胴体にピン接続する形に。ちなみにヘルメットは完全余剰です

何故かこの商品、胸部に火鳥勇太郎を乗せることが出来ます。パイロットフィギュアを搭乗させられるトイは多くありますが火鳥はファイバードに変形した時点で融合してしまうので設定を知ってるとまずやらないであろうギミック。しかもファイヤージェット時には搭乗不可能という

フレイムブレスターを取り付けると武装ファイバードになります。角パーツはやはり余剰に…

メッキのお陰で勇者ガムらしからぬゴージャス感があります。多分同ガム系列で唯一使用した商品だと思います

背面のフレイムキャノンはフレイムブレスターから取り外して細いヒンジで接続されています

頭部。ファイバードガム版はマスクオフでしたがこちらはマスク顔になり設定に近い造形へ

フレイムソードもメッキになっています

持たせることが可能ですが胸飾りが干渉するので可動範囲は狭いです

フレイムキャノンが展開します

ファイバードガム版と。体型はやや改善たものの劇的に印象が変わるということはなくまぁマシになった程度。前者はだいたいコアクラスと同程度のサイズです

グレートチェンジガムは当時としては高額帯の500円で販売されており、メッキなどを使用しパーツ数も増えたもののその実態はファイバードガム版を少し豪華にした程度で、お世辞にも万札二枚使って購入した価値はブログのデータベース補完位には役立ったかなと言う程度でこんな微妙な物でも高騰してるのは凄いと思いました…純粋にファイバードのプラモが欲しければ安い童友社か、ドライアスまで用意されてるSMPか、そこまで高騰していないブレイブガムなど選択肢がある時代ですので無理してこんなブツを買う必要がないとだけ言っておきます(笑)

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