ザカールとの最終決戦に使用された地球産のレイズナー
2022年 バンダイより発売
全3種 各2420円 中国製
通常版レイズナーのレビューはコチラ
パッケージ
【ニューレイズナー・ストーリー】
遂にグラドス軍と「グラドスの刻印」を巡る地球側のレジスタンスによる決戦の火蓋が切って落とされた。エイジは地球側の技術で修復されたレイズナーを駆り宇宙に向かう。刻印周辺のゆがむ宇宙の中で互いの信念を賭け、副官ロアンの反逆から全てを失ったル・カインのザカールとほぼ互角の死闘を繰り広げる2体のSPTは互いにV‐MAXを発動。蒼と紅の゙流星となりぶつかり合うのだが…
ランナー
ニューレイズナー
ニューレイズナー自体がほぼ無印レイズナーのマイナーチェンジに近いデザインで、見た目にも胸の追加バーニア以外は目立った変更点がないようにも思えますが、SMPでは成型色がやや明るいものに変更されている気がします
ゲート処理をナイフで少し丁寧に行って所要時間2時間程度でこのクオリティのフィギュアが手に入るのはなかなか。シールレスなのですが塗装はやや雑になった印象…個体差か
デザインが〜とは言いますが番組が打ち切りにならなかった場合レイズナーMk-Ⅱが登場する予定だったのでマイナーチェンジ程度の変更なのは仕方ないのかも
【機体解説】
本機体はザカールとの戦闘で大破したレイズナーからレイ/フォロンを新造された機体に移植したエイジの新たなるSPTであり、いわば地球製レイズナーとも呼べるものである。外観は通常のレイズナーからバーニアを増設した程度の少ない変化だが、V-MAX時の出力はおよそ1割増となっておりレッドパワーを発動したザカールにも十分に対応可能なスペックを得ている。なお当初はV-MAXの再現が地球側のテクノロジーでは難しく開発が難航していたが、大破したガッシュランの残骸を解析する事で技術的な問題はクリアされている。TV版では初登場が最終話になった後継機ではあるが、番組が打ち切りにならなかった場合は「レイズナーMk-Ⅱ」までのつなぎとして扱われる予定だったらしい
頭部。形状は側面アンテナの形状以外はほぼ変わらず
なんか目の縁の黒い箇所が繋がっててガンダムみたいになっとる
他に目に付きやすい変化点は胸部バーニアの追加、脚部バーニアの変更程度でぶっちゃけマイナーチェンジの域を出ないと思います。元がつなぎの機体程度の扱いなんで仕方がないか…
腰アーマーにはディスプレイ用のジョイントパーツを取付可能
手首はナックルショット可動式、固定式、平手が付属
カーフミサイルもエフェクトパーツと追加パーツで発射状態を再現
レーザードライフルは差し替えでフォアグリップの可動を再現。レイズナーと形状は変わらず
適当にポージング
V‐MAX発動!!
【総評】
やはり出来の良さは相変わらずのSMPレイズナーですがこれまで通常、大河原版、メッキ版、そして本商品と延々と金型を使い回されてきたせいか保持力が低下し関節の緩さを感じてしまいました。モノ自体は非常に出来が良く最近でも定価付近で購入可能なのでオススメなキットになります