1999年 バンダイより発売
当時価格4500円(税抜) タイ製
ビクトリーロボのレビューはコチラ
パッケージ
実は入手順はスーパーミニプラの方が先なので箱の大きさに戸惑ってしまいました。ライナーボーイはビクトリーロボを入手してかなり経ってからコレクションに加えたのですがその理由は後述…
いずれ、スーパーミニプラ版もレビューする予定です
梱包
ブログの為に温存していた新品を開封したのでピッカピカなのです
マックスビクトリーロボ用のヘッドギアは小袋の中に封入。触ってみて驚きましたが軟質素材でした
ほぼデッドストックに近い状態なのでメッキはピカピカで成型色も黄ばみはありません
マックスライナー
その名の通り新幹線を意識したビークルモード。ベースになった車両はわかりませんが新幹線の要素を取り入れたスペースシャトルといった風情。開発者はけんたろうお兄さんです
コクピット付近は500系を意識した感じのデザイン
ゴーゴーファイブといえば作り込まれた特撮シーンが見ものですが演者の原田氏曰く戦隊シリーズでかなり予算が少なかった時期と聞いてビックリした覚えが…
モールドもしっかり再現
ソーラーパネルをホログラムシールで再現。太陽光発電もこの頃は環境を汚さないクリーンなエネルギーだと言われていたんですがね…
バーニアノズルにはメッキパーツを採用。スーパーミニプラの時点で彩色されていたのでやはりと思っていましたがバッチリ当たってましたw
ディテールもなかなか細かいです
マックスシャトル
両翼を展開するとシャトルモードになります
他の99マシンと比べるとこんな感じ
特急武装!
変形…というよりバラバラにしてからの組み換え…なんだろう?スーパーミニプラ版より触りにくく感じる(笑)
ライナーボーイ
【解説】
マックスライナーがマックスシャトルを経て「特急武装」し、巨大ロボに変形した姿。頭脳ユニットに高性能AIを積んで自律可動する事が可能。身軽な動きで巨大化したサイマ獣を翻弄し格闘戦で戦うものの、攻撃力には劣る為かトドメはビクトリーロボやグランドライナーに譲る事が多いが、ブラスターシールドは再生サイマ獣を倒すほどの威力を持つ。そして、本機にはとある秘密が隠されており…
古き良き棒立ちスタイル。言われてみると完全に足がくっついた大型ロボってそんなないかも
初登場が作中屈指の強敵・災魔三闘士からのジルフィーザ戦に連なるエピソードだったのでライナーボーイの登場と活躍は当時テンションが上りました!
登場回は三魔闘士のジーンが弟に地位を脅かされてイライラ気味のジルフィーザに口答えしたら、パワハラ粛清食らって無理やり再生巨大化させられたシーンみてかわいそうだなと思ってましたw社会人になれば色々と彼に共感してしまいますね…
該当回を見直したらジーンの台詞回しに独特な抑揚があって笑ってしまいましたw
これを可動化させたスーパーミニプラのスタッフには頭が下がる思いですね…
頭部。細かく彩色されています
ブースターシールドを装備
最強ゴーゴーファイブ版と比較
なんか物足りないなぁ…と思ったらあっちはブラスターシールドの分離がオミットされてるんですね
【総評】
なんというか…単体で遊ぶとなるとかなりビミョーなブツです。メッキの質感などは悪くないんですが両足はつながったままでロボ形態に変形する際はいちいち胴体部のパーツをバラす必要があり単純な変形の割には無駄に工程があるのでストレスを感じてしまいます。同じことはデルタメガにも言えるんですがあちらはスーパーギャラクシーメガが戦隊ロボ史上素晴らしいスタイルになるのでその分評価は上がりますが、こちらはというと…その反省か知りませんが翌年のタイムシャドウはバラけずに変形合体が可能なのですがその分機構が複雑…と玩具設計の困難さをユーザー側にも伝えさせるようにも思えますね(笑)