2024年 タカラトミーより発売
価格11000円 ベトナム製
君はゾイドを操れるか?
ゾイドの本家・タカラトミー自らMP版を再設計し、新世紀ゾイドの象徴にしてライガー系主人公の始祖たる蒼き獅子が装いを新たに新生!
パッケージ
白地に上からのアングルでシールドライガー全体を見下ろすような構図がハイエイジトイらしさを醸し出しています。ブレードライガーなども似たレイアウトです
シールドライガーと言えば旧トミー版の崖の上から天に向かって吠える構図やDCS版の斜め下からのアングルのパッケージも格好良かったイメージ
包装
ランナー
万超えするキットなのでランナーの枚数もそれなりになります。最近組んだやつだとスーパービルドタイガーに匹敵する面積かも
彩色パーツ
動力ユニット
ギアボックスはブレードライガー、セイバータイガーと同じ。マスターピースとは異なりモーター1個駆動。単3電池2本使用(別売り)
デカールが付属。ガーディアンフォースのマーキングもあります
素体
シールドライガー
装甲を取り付けるとシールドライガーに、デザインやディテールはMP版に準拠しています
頭部から背中に伸びる青い鬣、素体のデザインを引き立てる最小限の装甲がセイバータイガーとは区別化されています。アレンジが入っているとはいえ元が40年前とは思えない古臭さを感じない美しい外観。ゾイドが長く続いているのは完成度の高いデザインも大きいと考えています
組み立てにシールや塗装が必要な箇所はなく、組んだらそのまま楽しめます!
【解説】
シールドライガーの初出は第一期ゾイド展開時の1987年に発表された共和国製初の高速戦に対応した大型ゾイドである。当時はゼネバス帝国のサーベルタイガーに対抗する為に、鹵獲した同機を解析し開発したゾイドである。高い運動性に裏打ちされた格闘性能に加えサーベルタイガーに比べて内蔵火器が豊富であり中距離戦での射撃能力は上回っている。本機は第一期では直後に発売されたデスザウラーに存在感を食われる形で影は薄くなったものの、第二期ではアニメ一作目で前半の主人公機に抜擢されたりバトルストーリーでは未完成体とはいえデスザウラーを撃破する活躍を見せ、名機ブレードライガーをはじめMK‐ⅡやDCSなどのバリエーションを持つ共和国を代表するゾイドであると言えるだろう
【アニメ版の活躍】
石化していた機体にオーガノイド・ジークが融合し完全復活する。バンの相棒ゾイドとなりレイヴンとの戦いを経て徐々にその性能を引き出していくが、ジェノザウラーとの戦いでゾイドコアを損傷し再び死亡する。だが、再度ジークによってエヴォリューションコクーンに取り込まれて獣王ブレードライガーに進化した。金色の爪はバン機の特徴だが後にまったく同仕様の機体が共和国側にあることが判明した。続編の/0ではチームブリッツ所属のレオンの愛機でこちらの爪は銀色だが、ゾイドバトル中にビットが起こしたアクシデントで転倒してしまいコンバットシステムがフリーズしてしまう。後にレオンと旅に出たものの度重なるバトルで深い傷を負い放棄されてしまった
シールドライガーといえば鬣のウェハーが積み重なった形状が特徴的なんですがここはかなりアレンジの入ったデザインに…
鬣は展開ギミック搭載。元のトミー版より可動箇所が増加
鬣上部左右の装甲を取り替えることが出来ます
コクピットブロックのキャノピーは開閉可能。中にバンとフィーネのフィギュアを搭乗出来ます
背中のビームガンは鬣を開して差し替え無して展開可能です
側面のミサイルポッドも展開可能、角度も付けることが出来ます
前脚、後脚の装甲が可動します。ブレードライガーから引き継がれたようなギミック
全ての装甲と武装を開放した状態
脚部の爪も左右に展開可能
バン、フィーネ、ジークのフィギュアが付属
ジークは成型色ですが、造型はなかなか
シールドライガーと並べてみるとその巨大さが引き立ちます
スタンドが付属。シールドライガーをディスプレイすることが出来ます
スイッチを入れると歩行。目と胸部ゾイドコア部分がLEDで発光します
【総評】
夏頃に組み立ててから記事作成まで時間がかかってしまいましたが大型キットにも関わらず組みやすくてトミー番からギミックが増えつつ、歩行時も発光箇所が増えるなどとかなり進歩を感じ取ることが出来たキットでした