1999年 トミー(現タカラトミー)より発売
当時価格800円 中国製
「瞬発力ならコマンドウルフのが上だ!」
コマンドウルフ
通常のホワイトカラーからアーバインのパーソナルカラーであるダークグレー一色に。アーマーも一部がパイロットの鉢巻の臙脂色に変更され専用機である事が強調されています
側面。コマンドウルフ自体のデザインがバイクをモチーフにしただけあり非常に秀逸なので狼型ゾイドでも一番お気に入りなのです
ゾイドアニメでも無印、スラゼロ、フューザーズ等でバラッドやマスクマンなど主人公の同僚キャラに使われたりと旧式の中型ゾイドにしては破格の存在感を見せつけ人気も高かったようでコマンドウルフ全体で見るとトミー版は合計10万個近くも売り上げたようです
シンプルながらも面の使い方がうまいのでとても40年近く前に出たデザインとは思えないほど纏まっています
今回紹介するのはジャンク品なのでアーバインのフィギュアは付属しません
【解説】
アーバインの専用機として長きに渡って活躍し、バンがブレードライガーに乗り換えても優秀なアシストで彼を支えた。ロングレンジキャノンにより一般機より火力が高いものの重量が増加したことから速度は低下しているがアーバインの優れた操縦技術により機動力はカバーされている。ガーディアンフォース時代になっても一線級で活躍し続けたが、ジェノブレイカーとの戦闘で大破。死を待つのみの状態だったが新型機のライトニングサイクスに本機のメモリーバンクが移植され新たな力を得たコマンドウルフは再び相棒と共に戦場を駆け抜ける。アーバインが他のゾイドに乗ると拗ねるらしい
顎を開閉することが出来ます
キャノピーが展開。操縦桿も前に倒すことが可能
首と尻尾が可動します
ゼンマイを巻くことで歩行。首の上げ下げにより速度調整も可能ですがジャンク品ですのでギミックは作動せず…
背中のロングレンジキャノンは取り外し可能。分解するとコマンドウルフの2連装ビーム砲がベースになっていることがわかります
取り付けは軸接続ですので射角を変更することが出来ます
【総評】
アニメでも活躍し、単純にカッコいいデザインなので見ているだけでも満足感があります。コトブキヤのHMMは最近再販されていないのでAZしらかRMZでの発売に期待したいですね