レビュー045 コトブキヤ バーンガーン

勇者聖戦バーンガーン

2024年 コトブキヤより発売

価格15400円 中国製

※今回はバーンガーンのみの紹介となります

パッケージ

ランナーはスーパービルドタイガー以上に合体前後の構成が変化するせいか多めになっています

このランナーの多さはHMMデススティンガーを思い出しましたがあちらと違って大きいパーツはそこまででもないので部品点数は上回っていると思います

メインカラーのブルー、レッド、ホワイト、イエローなどカラフルなランナーが多数封入され、素組み段階でほぼすべての色分けを再現しようとしているのがわかります

勇者聖戦バーンガーンとは

1998年にタカラより発売された「ブレイブサーガ」に登場する作品及び主役メカの名称。大まかなストーリーは小型ロボットを戦わせる競技「VARS」の大会に参加していた主人公の芹沢瞬兵がグランダークの侵攻に巻き込まれたところをバーンと遭遇。歴代勇者達とともに巨悪に立ち向かうという内容でゲーム媒体ではあるが歴代勇者の一人に数えられ、映像化されたものでは実質的に最終作にあたる(レイゼルバーは現在カウントされず)。ゲームのみの登場だが人気を得て現在まで関連商品がバーンガーンを中心にいくつか商品化されている

バーンガーン

勇者系ではマイトガインと同様に青基調のカラーリングですがあちらとは違い色彩の明るいコバルトブルー風味の成型色になっています

ベースデザインは歴代勇者を手掛けた大河原邦男氏ですが、ゲーム媒体ということもあってか線が多めの装飾が多い見た目になっています。資料等によると一応変形合体を考慮してデザインされたとのこと。関連のムック本だと準備稿に描かれた胸の竜の頭部が更に大きい案も存在していたようです

資料によるとBWガルバトロンやガルムレイド、サーベラス、グランゾン、ガルベルスなどのデザインにも関わった方(青木健太氏?)が携わっているようで、そこを踏まえて観察するとどことなく共通した意匠も見えてくるような気がします

背面に垂れ下がった白いパーツがマントのようにも見えます

頭部

歴代の勇者と比べて尖った形状が目立つデザインですが彩色済パーツと色分けでカラーリングは完璧に再現されています

胸部の龍の造形もシャープで牙の色や目のクリアグリーンも色分けされています。顎も開閉可能

肩部のガーンダッシャー先頭部はクリアパーツと色分けで合体前の形状をかなり忠実に再現

脚部側面にはガーンダッシャーのタイヤの造形がありしっかりした形状です

手甲の龍の頭部に似た形状も再現

背面のスパークキャノンもボールジョイントで可動

背中のウイング状のパーツは取り付け位置と角度を変更することが出来ます

付属品

ハンドパーツは多数付属、首の延長パーツもあり

首の延長パーツは使用することで下方からのアングルでも頭部が見えるようになります

武器はデュアルランサーのみ付属。刀身部のブラックと柄中央部のジュエルパーツは自分で色を塗る必要があります。バーンガーン形態だとこれのみで十分ですが、グレート時にスペリオンが変形したフェニックスブレードやファイヤーアローは後に出るであろうマッハスペリオンに付属することが示唆されていますが発売は一体いつになることやら…

刀身部は意外にも厚みがあり、先端もシャープな形式

軸の可動する手首パーツを使えば武器を前方に突き出したようなポージングも可能に

ジョイントを使い連結させることも可能

合体前のバーンのフィギュアレビューはコチラ

450.ブレイブサーガ ブレイブチャージボックス付属 聖勇者バーンフィギュア : しょくGUN(旧)
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ポージング

肩周りの関節が独特でSMPともビルドタイガーとも異なる構造のためか腕周りの可動はかなりクセがあり、怒り肩にするにもそこまで角度を付けることは出来ません

下半身の可動はなかなか良好

確かに出来はいいんですが、デザインのせいかよく細かいパーツが取れたり上半身のポージングが制限されていたりと手放しに褒めることは出来ない感じ。造形と色分け悪くないんですがね…

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