2023年 コトブキヤより発売
価格12100円 中国製
パッケージ




ランナー類




ランナーの量がかなり多くイエローも2種類が使われ劇中のカラーリングを再現しようとしているのが伺えます
パーツ一覧。ジェイデッカーからの流用もあり手首パーツが豊富です

ビルドタイガー

素組ですがほぼ設定通りの色分けを再現。スタイルも設定画をブラッシュアップしつつ、作画が良い時の印象をうまく造型に取り入れていると思います


頭部。左右パーツ分割式ですが形状は良好でパトランプ部分はタカラ版と同じクリアパーツ




パーツの交換で両肩のクレーン、ショベルアームを収納した戦闘形態にすることも出来ます


右肩はタイガーキャノンのパーツに交換することも可能
胸のトラは口が開閉し、目がクリアパーツ


肩には引き出し機構あり

肩アーマーは跳ね上がり可動の妨げにはなりません。袖口も内側に可動

腰にも引き出し機構が内蔵されここまで曲がります

脚部は接続基部が左右独立可動

膝もここまで曲がります

首には伸ばした状態のパーツもあり、下から見上げるようなアングルでも頭部が隠れるような心配はありません

各種ディテールもタカラ版トイを意識した造型が散見され、こだわりが伺えます



特に肩下のジョイントを意識した造形はアニメ7.8話でかなり目立っていた箇所でありファンをニヤリとさせる形状になっています
適当にポージング


腰に3ミリスタンド穴があります




スーパービルドタイガーへの換装

ビルドタイガーのパーツを取り外します

フロントアーマーを組み替えます

各部パーツをビルドタイガー本体に取り付けていきます



スーパービルドタイガー



飾りではなくなった虎の口は開閉可能

目もビルドタイガーと同じくクリアパーツで再現されています

内部にはタイガービームの発射口があります


胸部アーマーを裏から見るとわかりますがドリルボーイの腕らしきパーツがわざわざ造形されています。タカラ版を持っていた人からすると嬉しいポイント

パワージョーのキャタピラ内側の造型もあります
クレーン先端をビルドクラッシャーに換装可能

適当にポージング

まさか合体直後のポーズができるとは思いませんでした

胸のドリル部分がけっこう干渉すると思ったのですが意外にもポーズの妨げになることは少なかったです




【総評】
コトブキヤの勇者シリーズプラモデルは毎度期待を裏切らず予想以上の素晴らしいクオリティを見せてくれますが、このスーパービルドタイガーはこれまで蓄積してきたノウハウを注ぎ込んだハイレベルのフィギュアとして楽しめます。パーツの脱落もさほど心配なく遊べて完成品フィギュアと同じ感覚で扱う事ができる上に、組み換えでビルドタイガーとスーパービルドタイガーを選択できるファンには嬉しい仕様になっています。サブ勇者は再商品化の機会に恵まれませんがこれを皮切りにシルバリオンやライナーダグオンといった勇者も欲しくなりますね




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