

1993年 タカラ(現タカラトミー)より発売
当時価格2300円 中国製
【STDシリーズとは?】
STDシリーズとはタカラ(現タカラトミー)が展開したメイン商品の廉価版に当たる商品です。主に勇者シリーズにてラインナップされ合体ギミックの一部を省略したり構造を簡略化するなどで価格を抑えあくまでもグレードが下がった低価格帯の廉価トイながらも、現在TFの開発に携わっているスタッフが設計に関わっているのでスタイルが向上したり扱いやすくなるなど侮れない物もいくつか存在します。勇者シリーズ以外にも電光超人グリッドマンでサンダーグリッドマン、キンググリッドマンなどが発売されていました。
パッケージ

本レビューは旧記事のリメイク!中身が見える窓方式。そのせいかヤケが怖いです(笑)



裏面。STDシリーズは箱裏が説明書代わりになっている事が多く旧ブログで同系列の商品を取り扱ってきたことからもわかると思います。

複数保有している中から比較的変色が少ないものを選んだため旧記事と見た目が色々異なるかもしれません
ライオボンバー

アニメ及び猛獣合体版ではトレイン、ロボ、ライオンと3種の変形機構を持ちますがSTD版ではオミットされています

車種は新幹線200系やまびこ(1982〜2013)トレインボットのユキカゼとは同系統ですがライトの形状が異なります。まぁ、列車には詳しくないので…
ダイノボンバー

中途半端にシールが貼られています。ジャンク品から引っ張ってきたからか?もちろん本来の設定では基本2形態に加えてゴジラ体型の恐竜にチェンジします

車種はスーパーひたち651系(1989〜2023)最近まで運用されていたのか…
バードボンバー

こちらもアニメ及び猛獣合体版ではトレイン、ロボット、鳥の3種に変形します

車種は成田エクスプレス253系(1990〜2010)
3体の列車が猛獣合体!


組み替えますが差し替えパーツ無しで合体可能
トライボンバー

かなり箱体型なロボットに。ここまで来ると懐かしい

アニメ本編ではワンクール終わりくらいに飛龍に破壊されてから回想除き一切登場しなくなりました。勇者シリーズのサブロボは強化形態登場後も数回は下位形態が出てくるので珍しい

後ろからライオンの顔がコンニチワしています

頭部。ヘルメットがわりとガンダム顔でビルドファイターズに出てきそうな感じ

造型そのものは悪くないですが、塗装の下地が透けて見えます

劇中では未使用だった合体武器(名称不明)を装備できます。可動は腕のみ
ホーンボンバー

新幹線100系(1985〜2012)をモチーフにしたトレインモード。一見トレインボットのショウキと同じに見えますがあちらは0系でした

これでバトルボンバーを構成する4つの列車が揃いました

全機とも底面に車輪がありコロ走行可能

内部にバトルボンバーの頭部を内蔵しています。ライオボンバーにはタテガミパーツを収納可能

猛獣4体合体!

図のようにホーンボンバーをバラしてトライボンバーに取り付けます
バトルボンバー

羽と胸ライオンに加え飾りが付き、頭部も変更。肩にバトルランチャーが追加されるなど主に上半身にパーツが追加され印象を変えることに成功しています

せっかくパワーアップしたのにマイトカイザー初登場回ではまた飛龍にボコボコに叩きのめされ浜田くんに「やはりバトルボンバーではダメなのか⁉」とダメ出しされる羽目に…


頭部。トライボンバーと同じマスクタイプのデザインですがこちらはかなりガンダムから離れた独自性のあるデザイン


バトルランチャーは装填式のミサイル発射ギミックが内蔵。ミサイルは最大4発装填可能でノーズを引いて離すとスプリングで打ち出す方式。劇中のように連射が可能です


手持ち武器を゙装備可能


【総評】
前作のペガサスセイバーはスカイセイバーとの換装ギミックはあるもののビークルモードへの分離はなかったのでバトルボンバーでは順当に進化していると思います。ミサイル連射ギミックも楽しいです(笑)是非ともTHE合体でリメイクしてほしいですがペガサスセイバーやランドバイソンも来たのでブラックマイトガインが売れたら可能性があるかも…?





STDシリーズレビューリンク



